菅野所長のエッセイ:生き恥をさらさない方法

もう12月。一年が過ぎるのはあっという間だが、一週間は実に長い。

 もうどこにも行く予定がないし、イベントも別にない。そうだ、年賀状をつくらなくてはと思ったが、文面に困る。書くことがない。今年は何だかさえない年だった。平穏と言えばそうなのだが、特筆するものはなく、それが淋しい。でも、何か書かなくてはいけないので、目標めいたことをつい加えてしまった。失敗かな。

 免許更新の通知が来たが、何とゴールド免許になったらしい。長い運転生活で初めてだなあ。これは自慢できるものなのか? 年賀状に書けばよかったのだろうか? 結局あんまり車に乗らなくなっただけの話で、行動力、行動性に大きな翳りが出てきたとも言える。

 秘密保護法案が参院でも可決(の予定)。やばいなあ本格的に、これは。石破が、反対デモはテロだと言ったが、結局そういう感覚の奴がつくりたい法律。情報公開最大60年とか、共謀しただけで犯罪とか、中国や北朝鮮のような国家社会を目指しているのだろうか。そもそも選挙公約にもないことをこれだけ強行する裏には、アメリカとの軍事協約が相当程度進んでいることの表れだろう。アメリカの極東戦略の前線基地として日本を位置づけ、ちょっと一緒に戦争でもやってみようかとという気分があるのではないか。安倍、石破なんかね。軍事オタク石破は、かつて防衛相のとき自分の移動手段に軍用機を多用したこととか、色々マスコミに流されたしね。マスコミも徹底操作したいのかもしれない。でも、すでにほとんどの新聞は翼賛状態だから心配要らないのに。
 
 とくに産経の編集主幹は「スノーデンのようなのを出さないためにはいい」とこの法案を支持してたが、とてもジャーナリストとは思えない。そもそも、自国のみならず、諸外国の要人の電話を盗聴しまくっていることがおかしいのであって、スノーデンは命を賭けての告発をしたとも言えるのだ。機密だから何をしてもいいのかと。政府のやることはつねに間違っていないとでも言いたいのだろうか。かつてウオーターゲート事件を暴いたり、田中角栄を追いつめたりしていた、ジャーナリズムの堕落のほうが大きな問題だと思うが。法案に賛成する野党は言うに及ばず。

 企業のさまざまな不正や偽装とかも、ほとんどは内部告発によるものであって、それがなければチェックなど効かない現実がある。政治はそれがもっと大がかりで行われているシステムであって、より厳しいチェックが行われなければならないはずだ。でも、そういう発想は彼らには全くない。ほぼ中国共産党状態。情報公開30年ならまだ生き恥をさらす可能性があるが、60年では何の意味もないし。事にかかわった政治家や官僚ばかりか、国民もほぼ死んでいるかよぼよぼだ。まともな人間が考えることではないな。

 これは平成の治安維持法、この勢いでは、そのうちこんなことを書いていても罰せられるのかもしれないな。ま、別にいいけど。そういえば、昔、新聞にオウムのことを書いたときがあって、そしたら「怖くないんですか? 河合先生もオウムのことは書かないと言ってましたよ」と言ってきた人がいた。ああ、そんなことまるで考えもしなかったなと。その辺は子どものときから全然変わらんな。

 日曜は阪神ジュベナイルFだ。ディープインパクトの産駒にして、父親級の怪物かもしれない⑩ハープスター。たぶんブエナビスタ級ではある。もうこれしかないでしょ。一騎打ちかも思っていたホウライアキコは何と大外⑱番、これは不利。でも一応2番手。⑬マーブルカテドラルも同等。3着候補に⑯モズハツコイ、②トーセンシルエット、①レーヴデトワール、⑦マジックタイム、⑮グランシェリー、⑥フォーエバーモア。人気薄が2,3着に来ればいい馬券になるかも。今回は強気に張っちゃおうかな。特筆することもなかったし。

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