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当たり前の幸せ

 先週からやや苦闘の日々が続いている。

 体調や不眠の問題は呼吸困難から来ているのではないかと仮説が立ったものの、さほど改善はなかった。火曜日はチューブの交換などのために大学病院に行ったのだが、今度は、その夜あたりから足腰にチクチクとした痛みが湧いてきたのである。この痛みは坐骨神経痛だなとすぐにわかる。この数年、一年に何回かはこれがやってくるからね。でも、2日も我慢していれば、痛みは治まるのが常だった。クリニックに行って薬をもらえば楽になるのはわかっているが、まるで魔法のように痛みが消えるので、かなり強力な薬だと思い、なるべく飲まないほうがいいと判断しているのである。

 で、今回も痛みが過ぎ去るのをじっと待ったのだが、どうもいつもとは様子が異なる。いつもよりずっと痛い。寝ても座っても、身体が接地するところが余計に痛い。僕の坐骨神経痛の痛みは、お尻と太ももの裏側に集中してるんでね。初めてこれが来たときには、クリニックの待合室で椅子に座れず、立ったまま長時間診察を待った。

 火曜の夜はまだマシだったのだが、水曜などは一睡もできなかった。明け方にウトウトしたくらいかな。やはりいつもと違う。収まる気配が感じられない。

 で、昨日は病院に行くことにした。久しぶりに練馬の整形クリニックに行くと、前回は4年前に来ているとわかった。ああ、喉頭ガンが見つかる前のことだったのか。あの頃から僕の健康状況は一変していったのだな。それまでは病院に行くなどせいぜい5年に1回くらいのものだったのに。10年前くらいに前立腺の具合が悪くなり、それでもガンの心配はないとわかってから通院も止めていたのだった。

 で、あのとき以来、過去二番目の痛みなので、薬をくださいと。医師はロキソニンでもいいかと言うので、いや、あっちのじゃないと不安だと主張し、今回もボルタレンをゲット。軽い痛みならロキソニンでも大丈夫なんだろうが、何しろまったく寝られないのは困る。で、家に帰り、さっそく服薬。1~2時間もすると、あの忌まわしい痛みは魔法のように消えた。そして、身体に、心に、平穏が訪れた。痛みがないことがこんなに幸せなことだったなんて。痛みがなくなっただけなのに、まるで別府の温泉に浸っているような気分になるのだった。幸せとは、こんな当たり前のことにあるのだと実感。

 

 それにしても、この4年で、整形、耳鼻咽喉、泌尿器、呼吸器とたくさん行ったな。何か他にも行ったような気がするが思い出せん。僕は随分前に47都道府県制覇をしているが、世の中には、病院の診療科目を全制覇した人などいるんだろうか。長生きすればそういうのも夢じゃない? ま、最後の科目はホスピスとなるのが必定だね。

 さて先週のダービー。本命ジャスティンミラノは2着に来たが、1着がオッズ46倍の馬とはね。ほんの少し3連複は取ったが、大勝ちを狙っていただけに残念だった。

 今週は安田記念。今回は珍しく外国馬が参戦するのでちょっと難しい。本命は香港馬⑦ロマンチックウオリアーとするか。いちおうの相手は②ガイアフォース⑩ソウルラッシュ⑰セリフォスではあるのだが、他の馬にも手広く流したい。ただ、パドック見るまでは分からんが。

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