菅野所長のエッセイ:危機感は大事だ

 先週はうっかりエッセイをアップするのを忘れてしまいました。金曜から出かけちゃったもので。今週も奈良まで行ったし。もうこれで今年は遠出することもないな。

 先々週の土曜日、夜にオランダ戦があったのだが、きっとボコボコにされるだろうと思っていたので、まあいいやと思い飲みに行ってしまった。しかし、結果は2-2の引き分け。それも0-2からのもので、後半は日本がゲームを制していたというから驚いた。MVPはたぶん大迫だろう。ワンゴール、ワンアシスト。ダイジェストで見る限りどちらもなかなか良かった。これはやっぱり見ておくべきだったかと悔やんでも後の祭り。

 辛口で鳴るセルジオ越後は試合の採点を50点とし、その理由を「危機感が感じられた」と言っていた。セルジオがそう言うのだから確かなんだろうと、そうであればこれはベルギー戦も期待できるのではと思い、朝の4時半頃起きて観戦。

ザックはメンバーをいじると言っていたようだが、実際、不動と思われていた両サイドバックの内田と長友を先発から外し、酒井宏樹と酒井高徳を起用。岡崎でなく清武、ワントップも大迫でなく柿谷のほうだった。なるほどね。「危機感」というのは、セルビアやベラルーシ戦での負けで、このままではいけないということの他に、本田以外はレギュラーとは言えないという起用法にもあるのだなと。その安定志向が気になっていたザックもなかなかやるじゃないのと思ったね。

 試合は、実にばかばかしい先制点を許したのだが、川島および長友の代役の酒井高徳のボーンヘッドだった。こりゃ、前半途中で酒井は交代だろうと思ったが、ザックは最後まで長友と内田を使わなかった。柿谷の同点ヘッド、本田の珍しい右足ゴール、柿谷の見事なアシストによる岡崎のファインシュートときて3-1になったせいもあるが、この辺はザックのがまん強さを感じた。

 試合は終わりかけにセットプレーで1点献上したが、まあ余裕の逃げ切り。ランク5位、W杯予選無敵だったベルギー相手に堂々の勝利である。もっともベルギーはあまり調子よくないのか、先週のコロンビア戦も負けている。しかし、コロンビアも現在ランク4位だし、まあしかたないとして、この日本戦は絶対に負けられない一戦だった。国民の期待も大きいし。この試合のチケットは発売即完売となり、5万人を集めた。そのホームで完敗だからショックだよねえ。ベルギー国民の落胆を思うと気の毒である。

 僕が思うに、これは相性というのが影響しているんじゃないかと思う。サッカーではすいうのがあるからね。たぶん日本はベルギーのようなチームとはやりやすいのかもしれない。そして連勝街道をばく進していたベルギーが本物の危機感を持つのはこの試合を境とするだろう。オランダにはたぶんそんな危機感などなかった。だから日本は互角に戦えた。日本もこの2連戦のような意識をずっと維持できるかだね。そうすればある程度やれるチームだと思う。

 仕事でも何でも、危機感とか、そういう真剣味を失ってはダメだね。

 さて先週のジャパンカップは、かろうじて3連複をとった。人気薄トーセンジョーダンの調教が良かったのでね。しかし、本線で当たらないので、競馬での危機感はつのる。
 今週はジャパンカップダートのほうだが、近年まれに見る有力馬揃いで壮観だ。まるで有馬記念みたい。本命はやはり⑥ホッコータルマエ、対抗に④エスポワールシティ、⑭ニホンピロアワーズの2頭。▲に⑫ペルシャザール、大穴に③メーディア。今回は有力馬が多いので3連複中心。

 

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