菅野所長のエッセイ:内憂外患の年始め

 先週は初出勤の土曜日だったのだが、意外な忙しさに紛れて、コラムのことを失念ししてしまった。申し訳ない。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 最初がこうだから、今週はどうなるかと思ったが、やはり年始め、忙しくはない。土曜日は別だが。年末年始は、予定通り、31日だけゴルフに行き、あとは何もしない怠惰な生活に終始した。しかし、正月はきわめて晴天だったので、千葉辺りにゴルフ旅行でもしていれば最高だったなあとは思う。でもそれはそれで疲れたかな。

 明けてみれば、何だかしかし、やることがたくさんあるような気がして気持ちはあまり休まらない。いろんなことへの準備だな。ちょっとした原稿と、これまで面倒なのでしてこなかったが、いくつかの資料をパワーポイント化しなければいけない。ああ、面倒だ。

 新政権が何だか景気のいいことを言ってるが、くれぐれも「思い切った政策」だけはやって欲しくない。20兆円拠出とか、財源はどこなのだ? 民主政権ではさんざん叩かれた財源問題だが、今回はなぜかマスコミは追求しない。自分たちを守ってくれる政権だからなんだろうが、このままでは借金がふくらむ一方だ。それにそうした予算も、復興予算のようにシロアリ官僚たちに食い尽くされるのも明らかだし。
 法人を重点的に守る政策だが、たとえ多少潤っても彼らは内部留保に回すだろうから、たいして雇用がよくなるわけでもないだろう。各家庭にはいつのまにか様々な税が積み重なっており、一般国民の負担はますます重くなる。自民党の政策下で、まるでわれわれは「生かさず殺さず」の状態にされていくような、そんな感じだ。

 そもそもよくわからないのは、日本だけじゃなくて、世界中の大国が借金だらけだということ。単純に考えれば、全部を足したらプラスマイナスゼロになるものだろうに。結局、マネーゲームが招いたことなんだろうか、地上にはない金を動かす虚構経済にどっぷりとつかった結果がこれなのか、門外漢にはよくわからんのだが。

 ま、しかし、政治は当てにしないでやっていく他はないというのが、おおかたの日本人の考えだろう。僕としてはアベノミクスでなくてスガノミクスを遂行していかなくてはならないわけだが、本は売れないわ、競馬は負けるわで、わがスガノミクスは惨憺たる有様である。金杯も惨敗。売り上げ伸びず、出て行く一方。世の中も自分もだめだ。内憂外患、外憂内患。
 これを考えると新年早々気が重くなるが、自分のことは自分でやっていることだからしかたないね。

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