先週は喉にちょっとしたトラブルがあって支障を来してしまった。手術後の呼吸の困難については前にも少し触れたが、木曜日、出勤途中にいつもよりも呼吸が苦しくなり、大事に至るほどではなさそうだが、ちょっと心配になり急きょ病院に連絡。病院では「別に異常はないようだが、いつもよりも痰が多いのではないか」ということで、とりあえず痰を吸引して終わった。吸引すれば確かに楽にはなるのだが、今後はどうすればいいのか。
翌日、またもや同じ状況で呼吸がしづらくなった。それでまた病院にいくことになった。この日は主治医ではなかったが、何となく頼りになりそうな医者だった。吸引後、昨日のことと合わせて状況を説明すると、「前よりも、痰の粘着性が強いのではないか」と言う。それは自分でも薄々感じていたことだった。実は、Ⅰ週間に1回くらいは、小指の先ほどの痰の塊が排出されることもあるのだ。僕の話を聞き、医者は考えられる要因を3つ挙げた。ひとつは痰の粘着性、チューブ交換による喉内の密封度、それとこのところの高温の影響。
なるほどね。この病院で初めて論理的な説明を受けた感じ。まあしかし、だからといって解決策があるわけでもない。結局、痰の排出をマメにやることくらいしかない。その後も息苦しいことはないではないが、あまり気にならない。先週は暑さも相俟って、疲れていたり、神経質になっていたのかもしれない。
実際、寝るときが一番息苦しいのであって、夏場の睡眠不足はとても堪える。僕の場合、いい姿勢で寝ようとすると、喉穴の空気の流れが悪くなるみたいである。ソファで寝転がっているほうが呼吸的には楽で、その姿勢で寝落ちするのが今は望ましいのだが、それはそれで理想の睡眠とは遠いし、ジレンマだなあ。
明日は金沢でなでしこジャパンの試合を観戦。当初は雨模様だったが、だんだんと好天に向かっているのでホッとしている。何しろ後で知ったのだが、金沢のゴーゴーカレースタジアムは水捌けがものすごく悪いことで有名なのだった。造ったのがカレー屋だから、ビチャビチャやグチョグチョは好ましいとでも思ったのだろうか?
でもゴーゴーカレーのせいだけではない。せっかくの代表戦を田んぼのようなピッチでやるとなったら、そりゃあ、この日程と会場を選んだ協会が許されるものではない。能登の地震があったので金沢でやるのはいいことだと思ったけどね。たとえ好天に恵まれたとしても、それは結果オーライに過ぎないよね。
先週あたりはそういう水たまりのような状況を覚悟していた。で、ひょっとしたら、長谷川唯がストイコビッチ流のリフティングドリブルをやってくれるかもしれないと夢想した。かつてJリーグでわれわれの度肝を抜いたストイコビッチの、雨中のあのドリブルである。長谷川の練習の動画を観ると軽々とやってるしね。とにかく、なでしこは長谷川次第。つまらないマッチではあっても、ほぼ世界No.1の長谷川のプレーを観るだけでも価値はある。この長谷川が元気なうちにでないと世界一は狙えないよね。
楽しみにしてた谷川萌々子は千葉の合宿では別メニューだったようで、明日の試合には出ない公算が高い。ならば、浜野まいかをたくさん見せて欲しい。長谷川とのホットラインを完成させて欲しい。せっかく金沢まで行くんだから、そんな願いが届いて欲しいものだ。