菅野所長のエッセイ:なでしこを見習おう

 あれからまた1週間。京都の仕事、神奈川の仕事と終わって一段落なのだが、自分の心身にはけっこうガタが来ているようだ。ぎっくり腰のほうは軽かったので、もう腰がピリッとくることもなく、これは大丈夫そうである。しかしながら、先週の後半は、なぜかめまいと吐き気がして、少し心配だった。そういうのは初めてだからである。みんなもそういうが、やっぱり疲れてるのかなと。でも何とか、無事にやってきた。

 この2週は日曜も仕事したので、休める日が全然なかった。今週も調子はよくない。水曜はどうにも身体がおかしいので、木曜に休ませてもらった。だから昨日は久しぶりに何もしないで過ごした。でも、寝ても寝ても寝足りない感じである。今日は電車の中でやけに寒いなと思ったとき、これは風邪ではないのか?とやっと気づいた。鼻水が出て、寒気がして、身体のあちこちが痛い。ひどいものではないが、典型的な風邪の症状ではないか、まったく。 仕事場に来て風邪薬を飲んだらちょっと楽になった。

 ま、今シーズンの出張仕事はこれでクリアしたと思うので、そういう仕事の穴を空けるプレッシャーからは解放されたかなあ。あとは何だ? とにかく予定が大狂いしてしまったのでできなくなったこともある。学会の発表とかは、もう締め切りに間に合いそうもないし。月々の原稿は何とかしないとね。15日くらいまでに2本だったような。来週にしよう。今は、今日と明日の面接をちゃんとやって、日曜にゆっくり休むこと、それだけ考えていればいいだろう。

 解放と言えば、父親が死んだことで、自分が先に死ぬという親不孝は免れた。これはけっこうプレッシャーではあったのだ。だから前立腺のことなんかも多少気にはなったんだよね。そういえば、前立腺の検査結果の日が葬儀に当たっていたので病院に行けてなかった。ついつい忘れるな。ま、自分のことはいいか。

 そんな中、このところの楽しみは女子サッカーでしたかね。何とアメリカに勝ったもんなあ。決勝のドイツ戦は、アメリカ戦よりも出来が悪かったが、波瀾万丈で面白い試合ではあった。2点のビハインドをひっくり返したのは相当の底力があるからだろう。前半からディフェンダーに熊谷を入れておけば、2点も取られなかったと思うね。
 W杯と比べて段違いに伸びたのはこの熊谷ではないかと僕は思うのである。W杯のときはつねにヒヤヒヤものだったが、ドイツリーグで揉まれた結果としか言いようがない。25過ぎてからとかでなく、これくらいの年代から行くといいんだろう。鉄は熱いうちに打てということかな。

 そういう意味では男子の宮市。まだ19歳だが、私見では、すでに日本サッカー史上最高の選手ではないかと思う。先日のウズベク戦、僕は見れなかったのでいいが、皆が宮市を観たいがために早く帰宅したのではないか。さぞかし、がっかり。ザックのやり方に初めて疑問符がついたな。ハーフナー引っ張りすぎ。香川のトップ下起用も。
 ただし、試合に負けたのは選手の責任も大きい。毎回決勝戦くらいの気持ちでやらないとたとえアジアでも勝てない、まだそういう実力なのだ。なでしこを見習わないと。おっと、それは自分もだ。

 

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