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 閑話:北陸

 今週は強い雨があるけど、全体的に東京は空梅雨模様。そして、今年もまた去年のように暑い夏がやってきそうなので、今から戦々恐々だ。暑さには弱いんでね。巴里オリンピックは8月ということだが、日本よりは暑くないのだろうな。

 先日、なでしこ五輪メンバーが発表された。20歳の浜野まいかが入っていたし、19歳の谷川萌々子もいる。これはよかった。一方で、やっぱり熊谷がいるし、キャプテンということなのでとても心配である。DFの高橋もどうなんだ。とにかくDF陣が頼りない。

 日本の予選は「死の組」と目されているから、フランスに行ってしまえば、選手の実験をしている余裕はない。したがって、MFの谷川は使われるチャンスがほぼないかもしれない。ボランチには長谷川と長野がいるから。でも、谷川にはシュート力があるからね。使わないのはもったいない感じもある。

 となると、実験できる最後の試合が金沢でのガーナ戦なのだな。これを観られるのはなかなか幸せなことだ。この試合では谷川と浜野を存分に見せて欲しいと思うのだ。

 そういえば、いつの間にか北陸新幹線が敦賀まで延伸。本来は新大阪がゴールなのだが、そこまでの道のりは遠そうで、しばらくは今のまま。敦賀からは在来の特急で行くしかないらしい。そういうことなので、関西の人間にとって、北陸新幹線はまったく歓迎されていない。今までは「雷鳥」などで直行できたのに、乗り換えしなければならないなど、とても不便になってしまったからだ。一方で、関東の人間にはありがたい話で、昔は小松空港行きの飛行機か、新幹線で京都か大阪まで行って、そこから特急。金沢に行くのはとても大変だった。でも今は、大阪に行くのと同じ時間で金沢に行ける。ということで、僕も去年の12月に新幹線で行き、この7月に行き、9月には学会でも行くという、まるで金沢詣で状態である。

 この降って湧いたような「金沢詣で」の要因のひとつは、治部煮だな。この国の和食にして、唯一無二の存在。筑前煮とかのっぺとかと違って、治部煮は他県に類似品を見ない。ラーメンばっかり食ってるような人にはたどり着けない「滋味」というもの、日本料理の究極がここにあると言ったら言い過ぎだろうか。その由来もけっこう謎に包まれている。朝鮮ともポルトガルとも言われ、とにかく江戸時代に加賀で生まれたらしいのだが。

 あとはノドグロも北陸のウリなんだが、ほんとに美味いのにはなかなか当たらない。今まで鳥取で半身7000円もしたやつ(20年以上)と、安かったけど松江で食べたもの(5年前くらい)が合格点で、他はだいたいまずくはないが美味くもない。ほんとに美味いのを食おうと思ったら、Ⅰ万くらいのにしないとダメみたい。ま、ワインと同じか。高くないと美味くない。金目鯛なんかもそうだよね。

 話を戻すと、北陸新幹線の延伸方法として、敦賀から南下して、米原経由で大阪に行くというプランもあったらしい。一見して、合理的かつ便利とも思われるのだが、東海道新幹線と重複するのはマズいのでボツなのだそうだ。なぜなら、北陸新幹線は東海道新幹線が災害などにより不通になったときのために着工されたのである。なるほど、知らなかった。東海道がダメなら中山道で行くみたいなことだったわけね。それができないから、敦賀からの延伸が難しいわけだ。

 福井から関西へはきびしい山越えとなる。トンネル工事が大変だ。ちなみに若狭湾からサバを京都に運ぶ道は鯖街道と呼ばれるが、その出発点の小浜市では、小学生の高学年ともなると、生徒たちが鯖街道を踏破する名物行事がある。去年だったか、たまたまテレビで特集番組を観たぞ。泊まりの遠足なのか、修学旅行みたいなものなのか、よくわからないが、地元の歴史、先祖たちの苦労を肌で知り、理解することを目的としているということだった。いやあ、今どき素晴らしい教育をしているものだなあと感激した。

 僕が昔、顧問をしていた学校では毎年日光に行くのだが、いつも戦場ヶ原のハイキングが予定に組み込まれていた。ある年のこと、ちょっと雨模様なので、転んでケガでもしたらどうしようかと教師たちがビビっているので、僕が、これくらいの雨がなんですか、何かあったら僕が責任取りますからと言ってハイキングを決行したことがあった。それに比べて小浜市の学校、教師たちは偉いと思うが、結局、都会とは違うコミュニティの絆という問題に帰するのかもしれない。保護者と教師、学校との信頼関係がベースにあるかないかということだろう。

 ちなみに、意気軒昂にハイキングを決行した結果、雨脚はどんどん強くなり、ハイキングコースはぬかるみ、転倒者が続出。ケガ人こそ出なかったが、生徒たちはずぶ濡れになり、泣き面でゴールの地点までたどり着いた。僕も内心これは失敗だったなと思ったが、その夜も、後日になっても、生徒たちはあの日がいかに大変だったかの話題で盛り上がっていた。僕も日光にはずいぶん行ったが、この年のことだけが鮮やかに思い出されるのである。

 さて、今週は宝塚記念。上半期のGⅠはこれで最後。しかし、あまり当たらないレースだ。苦手。

 本命は②ジャスティンパレス、対抗は④ドウデュース、あるいはその逆。この2頭の馬単。2頭からの3連複6頭くらいで。

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