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菅野所長のエッセイ:ぼちぼちいこか

 今週は秋の気配が漂う。ようやく暑さから解放されると思うとちょっと気が楽になるなあ。今年の高校野球は案外盛り上がったようだが、先日の大学選抜と高校選抜の試合を観ると、大学の一流どころの投手からはほぼ打てない感じである。大学チームは相手が高校生ということで手を抜いていたがね。

 世界陸上では、ボルトとガトリンの対決が観られて幸せだった。絶好調のガトリンと、予選を見る限り本調子とは言えないボルトだったが、100M決勝ではボルトが僅差の勝利。順調なら来年のオリンピックではもう少し差がつきそうだ。200Mは圧勝だったね。それとやり投げでは92メートルという滅多にない大投擲が観られたな。ケニアのイエゴ選手。ケニアも走るだけじゃなくなったのか。

 日本の16歳サニブラウンは楽しみだ。今のうちにアメリカでも行っていいコーチにつけば、決勝に残れるくらいになれるのではないか。それにしても、野球では関東第一高校のオコエ(18歳)がいるし、アフリカ系日本人という枠組みが出てきたのが喜ばしい。

 競歩の鈴木が故障でダメになり、日本の陸上はほぼ壊滅状態だ。秋には例によってスーパー陸上が日本で開かれると思ったが、どうも今年はやらないみたいなので残念である。今年は久々に見に行こうと思ったのに。僕は昔から陸上が大好きなのだが、日本では興業にならないのか? ヨーロッパではダイヤモンドシリーズがあって、スター選手が各国を転戦するんだがね。こういうことがあると、日本人であることが恨めしい。

 ヨーロッパといえば、ロードレースは22日からブエルタが始まった。驚くことに、フルーム、キンタナ、ニーバリ、ヴァルベルデなど主立ったエースがツール・ド・フランスに続いて出場。しかし、まだ疲れがあるのか、前半は目立ったところがない。やはり、ブエルタは別物なのか。フランスでいいところなかったコンタドールは、今回地元スペインにもかかわらず不出場。情けないがもはや彼も終わりか。今のところ、フランスに続いて好調なのはサガン。フランスでは2着ばかりだったが、早々とステージ優勝を飾り、スプリント戦でも惜しい3着だった。

 サガンは現在もっとも個性的な選手というか、規格外の選手である。一年前より体がごつくなって、これはスプリントに特化したのかと思いきや、そこそこの坂ならスイスイと登る。よく周りの選手と楽しげにしゃべってたり、引き役になることにもあまり頓着しないようなのである。ひょっとして、スプリントもクライムもどちらも一番になろうとしているのではないか? 世界レベルでは常識的にはほぼ不可能なのだが。日ハムの大谷みたいなものというか、陸上で言えば100メートルと3000障害の2冠を狙うようなものなのだが。いやちょっと違うか。まあ、でも、そういう奴がいてもいいよね。
 そういえば、北海道のゴルフ場に大谷のユニフォームが飾ってあったが、その大きさに思わず唸った。

 水曜は休みをとって友人とゴルフに行ったのだが、始まる前は土砂降りに近いような状態。その後雨足は弱まったが、結局最後まで止むことはなかった。気象庁の嘘つき。
 まあしかし、ふと気づくと、最近の憂うつな感じとか嫌なこととか一切考えない自分がいた。頭の中は次はどう打とうかばっかりでね。雨だが、寒いくらいに涼しかったのもよかったし。右肩は痛いし、今年は暑いからとゴルフをやめていたのだが、やっぱりゴルフは心にいい。うつ状態にも効く。
 数日前までは、車にバッグを積み込むのも面倒くさくて、誰か代わりにやってくれないかなあ、なんて思ってしまうほどだったのだが、これからは調子が悪くなったら無理矢理にでもゴルフをするのがいいのかもしれない。

 明日は、恒例の営業部コンペである。朝早く千葉方面まで行くのはやっぱり面倒な感じがするが、これは大事な仕事でもある。例年より暑くはなさそうだし、ひとつ上位を狙ってみるか。

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