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菅野所長のエッセイ:一人じゃ何もできないが

今週はお葬式があった。
以前にTCCでも働いてもらっていて、提携機関にもなっていただいていた高橋規子氏。
まだ48歳。いかにも早すぎる。
 僕などは人から用意された道を歩んだわけだが、彼女は強い意志でこの道に入り、そのほとばしる才気とともに、あれよあれよとこの業界を駆け上がっていった人である。ちなみに、彼女の在学中はほとんど接点がなかったが、大学の後輩に当たる。
 彼女がいた頃には、TCCで学会を主催することができた。僕がお飾りの大会会長になり、彼女が実行委員長。彼女のおかげでユニークな企画が実現し、大会自体も大成功を収めたのだった。惜しい人を亡くした。通夜の日はなかなか眠れなかった。合掌。

 来週、これは大学関係で大事なセミナーがあるのだが、その準備もほぼ終わった。これのために、依頼の原稿はすべて早々に片づけたのだが、自分にまだこれだけやる気力や体力があるのが意外だ。
 再来週には、毎年恒例、3日連続の研修会があるのだが、こちらはパートナーに準備をいろいろとやってもらっているので助かっている。最近ようやく悪夢を見なくなったな。高橋さんもそうだったが、何とかなりそうなのもみなこういう人たちのおかげである。そういえば、資料のパワーポイントづくりも、バイトの学生さんにやってもらってるし、ほんとに一人じゃ何もできゃしない。「ワンピース」のルフィじゃないが、それだけは自信がある。

 自信喪失気味なのが競馬である。先週は、予想通りスノーフェアリーとアヴェンチュラの1,2着。当たることは当たったが、配当が小さい。でも、3頭目が絞りきれなかったもんなあ、やっぱり。
 今週はマイルチャンピオンシップ。これは超・超難解レース。人気も相当割れるだろうね。単勝5倍以下の馬なんかいるのだろうか。これは3連単当てる人がいたら大したものだぜ。
で、こういうときに穴狙いは正当だ。快足③シルポートの単騎逃げは確実である。その逃げ残りに賭けよう。それから、①フィフスペトル⑥エーシンフォワードといった人気のない馬も買ってみたい。ああ、しかし、日曜は仕事だった。このレースは観たかったなあ。

 観たいといえば、マキノ雅弘監督「次郎長三国志」シリーズが待望のDVD化だそうだ。これは「ワンピース」最新巻の末尾に、作者が書いていたので知ったが、すぐにケーブルTVの日本映画専門チャンネルでも盛んに宣伝するようになった。
 前から言っていることだが、僕にとってこの映画は日本映画のベストスリーに入る。ちなみにそれは「東京物語」「ソナチネ」「次郎長三国志」なのだが。
 嬉しいことには、DVD買わなくても、特別放送で全作品をやってくれるのだそうだ。それが12月4日。ああ、ここもやっぱり東京にいないので観られない。まあ、録画しとけばいいのだが。

 

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