「うつ病で休職していた部下が復帰したが、どのような点に配慮すればいいのか分からず、腫れ物に触るような対応になってしまっている。『頑張れ』と言ってはいけないらしいが・・・」
「会議でチームメンバーからの積極的に意見が出ないため、いつも自分一人が話す形になってしまう。もっと活気のある組織にしていくにはどうしたらいいだろうか」
職場のメンタルヘルスに携わっていると、このような声をよく耳にします。
これらのニーズに応えるために、東京カウンセリングセンターでは、メンタルヘルスに関する各種セミナーをご用意しています。
「職場のメンタルヘルスの動向」・「うつ病の理解」など、メンタルヘルスに関する基本的な知識の習得を目的とします。
「傾聴」技法、部下への接し方など、コミュニケーション・スキルについて、ロールプレイを交えながら体験的に習得することを目指します。
参加者の方々から、職場での実際の事例を持ち寄って頂き、具体的な対応について検討します。
(管理職や人事担当者向け)
実際のセミナーの様子をご紹介します
講師はセミナー講師として20年以上の経験を積み、「臨床心理士」の資格を有するカウンセリングの専門家です。ある企業では、管理職の方々を対象に、前半1時間ほどをメンタルヘルスに関する講義、後半の1時間半ほどは、話を聴くトレーニングを実際に行ないました。
前半の講義では、昨今の労災認定件数の増加、職場内の人間関係がストレスとなってメンタルヘルス問題が発生しているという現実に、参加された方々は皆、真剣な表情で受講されました。
後半は、ロールプレイという体験を通じて、「上司が部下の話をどのようにして聴いていくか」という「話の聴き方」のトレーニングを、進めていきました。
3〜4人一組になり、話を聴く役割(カウンセラー)、話をする役割(クライエント)、2人のやり取りを見ながら後でコメントをする役割(観察者)に分かれます。役割を交替しながら、いくつかのトレーニングを行ないました。前半の講義とはうってかわり、笑顔や笑い声も出る中で、講師のアドバイスの下、相手の話を聴くためのコツや、聴くことの大切さを学んでいただきました。
職場内のコミュニケーションが変わることで、人間関係でのストレスは大きく軽減できます。そのためには、カウンセリングにおける「話を聴く」というスキルが大いに有効です。
また、職場の人間関係がよりよいものに変わっていくことは、職場の福利厚生を充実させることだけではなく、結果的に企業の生産性を高めることにもつながっていきます。
メンタルヘルス・セミナーは、組織のあり方を見直し、活性化していくための一助になると、私たちは考えています。