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菅野所長のエッセイ:泳げアヒルくん

 先週以降やっぱり大変なことになってしまって、ずっとおかゆとうどんくらいしか食べられない生活だった。今日は勇気を出してデパ地下のお弁当を買って食べたが、とくに何ともなさそうなのでホッとしている。

 頭痛と背中の痛さは続いているけどね。こうやってキーを打ってると、もう1分くらいで耐えられなくなってくる。まあしかし、毎日少しずつ回復している感じだ。これが若いときなら、1~2日でピンピンしていたんだろうが。

 明日からは待望久しく、純粋な遊びに出かけるのだが、酒が飲めるのかどうかが大きな課題である。

 この調子が最悪だった間、僕の心を慰めてくれたのがケーブルで観たドラマだった。キーファー・サザーランド主演の「TOUCH」というやつで、シーズン2までで終わったようだが、なかなか面白かったね。子役も主演なのでこれ以上の続編はないのかもしれない。それにしても、キーファーはどんどん父親のドナルドに似てくるなあ。

 ところで、このドラマのこぼれ話で初めて知ったが、1992年に香港を発った船が悪天候に巻き込まれ、積んでたコンテナを太平洋上に落としてしまったんですと。その中身は約30000個のラバーダック。ラバーダックとは、あれですよ、お風呂の中で浮かせたりする黄色いアヒルのおもちゃのこと。

 壊れたコンテナから外に出たアヒルたちは、潮流に乗って、3分の2がインドネシアやオーストラリア、南米へ、3分の1が南米から北上し、北米大陸を沿いに一年後にアラスカ沿岸で発見され、さらに西に進んだのは、3年後に日本にも漂着したと。
 さらには、ベーリング海から北極に行った連中は氷づけになったまま移動し、2000年には大西洋に現れた。そのへんで氷解されたアヒルは2003年に北米大陸東側の大西洋域で確認される。その後はイギリス、アイルランド方面に向かっているとのことだ。
 ここまでの情報は2007年まで。その後の消息は聞かないものの、10年以上も経って、いまもたくさんのアヒルが世界のどこかの海を旅しているのだと思うと、何とも愉快というか微笑ましいというかね。
 とくに落ちのない話で申し訳ないし、僕が知らなかっただけで多くの人は知っているかもしれないが、中には初耳の人もいるだろうから、ちょっといい気持ちのお裾分けということで。

 日曜日はマイルチャンピオンC。まるでわからない。どうせ観られないし、こうなったら人気ではあるが⑮ミッキーアイルの大逃げに賭けよう。ミッキーアイルの母の父はロックオブジブラルタル、あのアヒルたちもジブラルタル海峡を通ったのもいるかもしれない。2,3番手につけそうな人気薄の⑩ローエングリンとの3連複ならいい馬券になるだろう。 ハイペースで逃げつぶれた場合に浮上するのは⑬トーセンラー。これと⑨ワールドエースとの2頭を1,2着固定にしての3連単だ。今回はローリスクでいこう。

 

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