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菅野所長のエッセイ:今日も少しアルコール

 いやあ、忙しい毎日である。覚悟はしていたし、まあやるしかないとは思っているのだが、この状態がずっと続くとなると、身体が持つのかどうかはあまり自信がないなあ。もう少しスローダウンしてくれないかと願うばかりだ。
 昨夜などは、なかなか寝付けなくて困った。朝の5時くらいになって2,3時間寝たかな。時間が経っても神経が高ぶっているせいなんだろう。

 そういえば、最近は、アルコールを欲するようになった。もともと好きだし、週に何回かは帰りに寄るのだが、それは単なる習慣であって、こういうふうになんか飲まなきゃやってられないかなと感じているわけではなかった。あまりいい兆候とは思えないので、ちょっと気をつけないといけない。
 
 こんな調子でも競馬がもう少し当たれば気分は違うんだろうが、先週のヴィクトリアマイルでは、当てにしていたホエールキャプチャが4着、スマートレイアーは着外と良いとこなしだった。今度の日曜は、僕が最も得意とするGⅠ優秀牝馬オークスであるからして、何としてもという気持ちであるのだが。

 春先からオークスはこれと思っていた⑤バウンスシャッセを本命としようか。でも、高速決着の場合には不安は残るし、怪物級の⑩ハープスターが大楽勝するシーンも浮かぶ。が、体型から2400mが向いているとはどうしても思えない。ま、絶対能力は断然なので無視はしないけど。
 この2頭の1,2着固定と、3連単マルチ。相手は⑮マジックタイム、③マイネオーラム、⑧サングレアル⑥パシフィックギャルあたりだが、ハープスターがとんだときの馬券も買ってはおこう。

 ロシアから中国に、向こう30年間だったか、パイプラインを引いて天然ガスの輸出契約成立だと。総額は40兆円だと。諸国から嫌われている2国の結びつきは決定的に強化されたようだ。これからますます好き放題のことをやるようになるだろうが、ロシアとの関係の一方、ヨーロッパとも関係つくりをしている中国であるから、これと敵対する政策というのは外交上どうなのだろうかと心配になる。何しろ、右手で殴りつつ、左手は握手を求めるというしたたかさだからねえ。日本の稚拙な外交では太刀打ちできないのではないか。アメリカ依存からちょっとは抜け出さないと。

 最近はまっているとお伝えしたアメリカドラマだが、いろいろ観ていくうちにますます病んでいる国だなあとの認識となった。アメリカに限らず、どの国も内部はひどいものだと思う。ひるがえって日本を考えると、昔よりはたしかにひどいものだが、それでも世界と比べるとほんとにマシな国だなと思える。
 そうした国を支える日本人のバランス感覚と言うべきものは、何よりも貴重なものであり、代え難いのではないだろうか。政治においても経済においても、これをちゃんと護ることのほうが確かだろう。それが崩れ始めたのが、バブル期とそれ以降なんだろうが、いかに立て直すかが鍵ではないのかな。

 タイなんかは、阪神タイガースを思わす恒例の内紛。朝のニュースではクーデターではないと言っていた軍部が夕方には一転。混乱は力ずくでないと正せないと、そう考えるのが軍人というものだが、またまたタイ国王の出番となるのかどうか。不思議な国だが、このところ国王が出てくるスパンが短くなっているような気がしないでもない。

 ま、それはいいか。頭を切り換えるために、今日も飲んで帰ろう。

 

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