菅野所長のエッセイ:バカ殿かぶり


経済的なダメージはリーマンよりも大きいと言うが、中国ではトヨタ車が早くも普通に売れ始めたということだ。ドイツや日本はまずは自動車産業の復活が鍵だが、ホンダもアメリカでの生産を開始するらしいし、そこは希望が持てる。中国では金を使いたい富裕層が消費意欲に駆り立てられている。でも、それは大企業だけの話。中小や個人事業主を守らなきゃね。大企業なんかは、内部留保いっぱい貯め込んでだから簡単につぶれりゃしないのよ。
商魂といえば「冷やしマスク始めました」がなかなか傑作である。これから気温が高くなると需要が急増するので、各社は高品質のマスクで勝負していくのではないか。

どさくさ紛れというか、火事場泥棒というか、こんなときに検察の法改正をやるか?
正確には改悪だが。これに対して、SNSでの反対表明は600万を越えたというが、日本でこんなことは前代未聞だ。そもそも安倍政権がやっていることが前代未聞だからな。そして、首相はこれは民意ではないと言うのだから、いやはや何とも。
ロッキード事件などを手がけた検察の元トップまでも異例の反対をするし、この案件がどれほど重要なものかがよくわかる。しかし、蛙の面にション便とはまさにこのこと。強引に法案を通すらしい。野党は、次の選挙ではこれを改正することを公約しなければな。
もっとも、SNSの数字が正確な民意かというと確かにそうでもない。信憑性からしたら当てにならないメディアではある。でもねえ、「SNSは信用できない」「民意ではない」というなら、星野源の動画に便乗した政治家はどこのどいつだ?
まったく、ここまでの暴政、暗君は見たことがない。戦後しか知らないけどね。日本の歴史をさかのぼれば、安倍晋三は徳川綱吉級かなあ。これからは安倍綱吉と呼ぼうか。三権分立なんて基本もよく知らないようだ。いや、権力にとりつかれるとああなるという説明もあるが、綱吉クンの場合はもともとそういう人だと考えたほうがよさそうだ。トランプ、習近平、プーチン、チャウシェスク、金正恩・・・そういう昔ながらの系譜、体質を色濃く持っていると。
そういえば、コロナ騒ぎで、ロシアでは議会がはたらかず、プーチンの策も延長になったという。何でも2036年まで今の地位にいたいらしい。綱吉クンもプーチンのやり方に似てるかな。
話は変わるが、3月末にゴルフに行ったとき、何だかとても気持ちが晴れた感じがしたのだった。その後もこの経験について考えてみると、いままでの人生、僕の気分というのはいつもいつも曇りがちだったのだなあと思った。それくらい珍しい感じだったわけで、初めて味わう気分と言ってもよかった。例外から考えていくとそういう結論になる。
たとえば、僕は小さいときから頭痛持ちなので、頭が冴え渡った状態というのがどういうものかよくわからない。いつも頭が重たい感じがするわけで、それが常態、それが自分の「普通」になる。だから、他の人についてはまるでわからない。ものの考え方とかは比較できるような気がするが、気分とかになると見当がつかないな。みんなはもっと軽い気分や頭でいるのだろうか?

昔、フーテン生活から大学に入ることにして、そこで毎日普通の学生というのを見ていくうちに、この人たちが普通で、自分のほうがおかしいんだなということに気づいた。それまでは自分は正しくて、他が違うという感じだったね。まあ傲慢といえばそういうことだろう。何か、そのときのことを思い出す。

さあ、競馬はいよいよ壊滅的だ。日曜はGⅠヴィクトリアマイル。⑫アーモンドアイが出てきたので断然人気だが、1着は間違いないかというと何とも。だから3連複のほうがいいかも。一番面白いと思うのは人気がないけど実力馬の⑥トーセンブレス。無理筋承知、負けパターン。⑥ー⑫から①ラブズオンリーユー⑤プリモシーン⑦ダノンファンタジー⑭スカーレットカラー⑯ノームコア⑱サウンドキララをまずは買っておこう。しぼるなら、⑫から⑤⑭⑯⑱だ。