菅野所長のエッセイ:世間はどうあれ


日大も財務省もまったく同じだから嫌になるのだが、一つ大きく違うのは、関東学連が監督コーチの指示があったと断じた点である。つまり、これが第三者機関としての機能を果たしたわけで、政府のほうはとにかくこれを避け続ける。首相は、真相を解明し、膿を出し切るなんてことを前から言ってたわけだが、膿自体が膿を出し切るなんてジョークでしかないしね。籠池理事長の拘留期間だって異常だったのではないか。こういうやり方は中国と同じだよなあ。でも、日大と違って逃げ切っちゃうのかねえ、このままでは。

まあ逃げ切ったとしてもこの先は大嵐だろう。アメリカの貿易方針が転換すれば日本経済への打撃は甚大だし、米朝会談がうまくいけば、今後北朝鮮の脅威を外交利用できなくなり、軍事化にブレーキがかかる。カジノなんか、当てにしてる中国人は、とうに爆買いなどやめて日本の不動産に目を向けてるし、働き方改革なんてのは、ますます国民から働く意欲を奪っていくだろうしね。竹中とか、働く苦労を知らないばかりでなく、労働者を食い物にしようとしている輩だから、トンデモな法案にならざるを得ない。ますますやばい方向にこの国は向かっているなあ。何よりも日大と同じなのは、知も才もない人がトップにいるってことだ。

明るい話題も当分は望めない。W杯は何だしなあ。前回三竿が落ちたことに触れたが、そもそもポルトガルの中島がガーナ戦にさえ呼ばれてなかったのが合点がいかない。やっぱり、将来的なことを考え、若手をもっと登用すべきだろうに。まあ、さかのぼれば、何で西野なんだってことにもなるのだが・・・。今現在の選手の活力ということでいえば、武藤、長友、乾、長谷部、本田はいいと思うのだが。中島はここに匹敵するよなあ。
ナイジェリアのユニフォームがW杯史上最高にかっこいいというのが話題だが、実力では無理だから、日本もそっちのほうで話題づくりでもして欲しかった。
そういえば、レアルマドリーの監督ジダンが退任とか。どこかの代表監督になるという噂もあるが、日本も交渉に行ってるんだろうなあ? ジダンは金には執着しないという噂もあるので、もしかしたら意味があると思うと引き受けるんではないか。むかし河合隼雄先生もそう言ってくれました。とにかくいい監督さえ呼べば、日本だって強くなれるんだ。
それにしても、ロナウドも辞めるということだし、この最強チームは今後どうなるのか。ジダンはセネガルのマネが気に入っていて移籍話が進んでいたらしいが、これもどうなるか。でもそういう選手たちを相手にしなきゃいけないわけよ、日本は。今のDF陣ではワンフェイクで軽くぶち抜かれる。まあ、勝ち負けはいいからフェアプレイ賞を狙うのはどうかな、せめて。

競馬はダービーに続き、安田記念もボロ負け。大好きなレースなのに無念だ。快調だった春のGⅠ戦線も、最後になってこの体たらく。あとは宝塚記念があるくらいで秋まではお休みだ。でも、新馬戦が始まったのでそれが楽しい。
多少楽しみなのは、来週のゴルフ全米オープン。松山がどれくらい復調しているかである。もしも相当程度復調していれば首位争いも可能だ。が、全米オープンはメジャーでも最も難しいとされる。絶好調でないと無理か。でも、あと2週あるから。
このところ、ずっと休んでいないのでさすがに疲れが出たなあ。競馬を観戦できないということはそういうことだ。やっぱり年齢的にもう少し休まないといかんのだがねえ。今週末はまた出かけるのでそこが不安だ。ちょうど梅雨に入ったし。まあ、それがあるんで、雑誌の原稿は終わらせてもう送信してしまった。締め切り日より20日早い。でも自分としては遅いな。テーマ的にあまり楽しめなかったのもある。何か面白い依頼があると嬉しいのだが、なかなかそうもいかない。あとは連載ものもやっておいた。これで少しは心おきなく出かけられる。世間はどうあれ、サッカーも競馬もどうあれ、自分のやるべきことはちゃんとやらなくちゃね。