菅野所長のエッセイ:太陽の勝利


このところ眠りがよくない。寝付いても早朝に目が覚めてしまうので困るなあ。とくにこれといったこともないのだがね。まあ、こんなこともあるか。

原稿も進まない。やっと「はじめに」みたいなところが終わっただけ。書くに当たって、何か新しい発見がなさそうな感じがするんだよな。こういうときはやはりもうひとつ意欲がでない。予定変更。GWが終わって、5月19日前に願わくば終わらそう。

前に書いた公認心理士用の本はやたら売れ行きがいいらしく、重版が追いつかないと遠見書房のY氏は喜んでいるようだ。独立後は何かと大変だったろうから良かったよね。何か売れる本のアイデアでも出してあげたら喜ぶかな。

TOKIOの山口達也がバカなことをやったわけだが、まあいろいろと後悔しているんだろうな。こういうことで芸能人があっという間に地獄に堕ちるようには、日本の政治家や官僚はならない。そもそも何も悪いことなどしていないという前提があるようだ。自分は優秀だというところから来ているのかね。優秀だから何をやっても許されるという奢りはありそうだが、ああした鉄面皮ぶりは、そもそもそういう人が政治家や官僚になっていると考えたほうが良さそうだ。

てなことより、何よりの重大ニュースは南北会談が実現したことだ。客観的にはベルリンの壁崩壊以来のことだな。これで南北統一なんてことにはまだまだ進まないもの、その可能性は膨らんだと言える。背景にはアメリカの強硬な姿勢があったわけだが、それでも韓国文大統領の愚直な太陽政策がなければあり得なかったことだろう。この政策には国の内外から批判、嘲笑があったけれども、この歴史的な偉業がなった事実には平伏せざるを得ない。
思い返せば、このような歩み寄りはもっと早く実現されるべきだった。あの金大中から始まった太陽政策が潰えてから、北は孤立を深め、ますますメチャクチャな国になっていったわけだが、一方で韓国は、北との対立姿勢を強めるとともに、大統領を筆頭とした腐敗政治が続いた。
日本は日本で、金大中が日本で韓国のKCIAに拉致されるというとんでもな事件に対しては抗議らしい抗議もせずに、韓国の北風政策に歩調を合わせるだけだった。まあ、政治的に同質だからな。安倍政権はことのほかそうなわけだが、その近視眼的な姿勢では、アメリカさえ北に歩みより、そして今日という日が来ることなどまったく読めなかったのではないか。
そもそも、この国と民族の悲しい歴史には、当時の米ソの覇権争いだけではなく、その前に朝鮮半島を占領していた日本も大きくかかわっていたわけであって、当然それを踏まえての外交姿勢が求められると僕は思う。そうした声を「自虐」として排撃し、ひたすら圧力としか言わないのは、現政権を中心とした連中とそのシンパなわけだが、連中は今日のことをどう見ているんだろうか。まあ想像はつくが。それが悲しい。
日曜は天皇賞・春。本命は⑫レインボ-ライン。相手は手広くすると、②チェスナットコート⑥ガンコ⑧クリンチャー⑩サトノクロニクル⑪シュバルグラン⑭アルバート⑮トーセンバジルの7頭だが、すごく絞ると⑫→⑧⑩⑪の3頭。いや、この手薄なメンバーなら⑭アルバートも見限れない。問題は⑪シュバルグランの取捨なのだが、調教を見ている限りでは調子は悪くない。⑫との一騎打ちも大いにある。まあしかし、雨が上がった後には虹が出る。そして太陽も。今日という日を迎え、天皇賞で虹が輝くのも理想的だな。