菅野所長のエッセイ:忘れられたエッセイ


先週の金曜にアップするはずが、つい忘れてしまったので今日掲載。

今朝はミサイルで大騒ぎでそれどころじゃないけど。

 

いやあ、また暑さが戻ったけどねえ、でも、7月のほうがもっと暑かったような気がする。東京はそんなに湿気がないほうかな。

先週からブエルタ・ア・エスパーニャが始まったのだが、ちょうど出かけていたので、すごく面白かったらしい第3ステージを見逃してしまった。昨日はじっくり観たが、スカイのアシスト陣が弱く、フルームが独りで戦っていた。ツールでは調子がよかったバルデやアルーはもうひとつの感じで、フルームはツールよりも調子が良さそうである。今回はフルームと他のクライマーたちとの戦いになるかもしれない。
そして、チームスカイはあまりレースをコントロールできそうもないから、フルームもあまり時計の貯金ができない可能性もある。したがって、エース同士のガチンコ勝負がもっと観られる期待もあるな。

トレクに移籍したばかりのコンタドールだが、今回のブエルタをもって引退ということだ。ツールではなく母国で引退したかったということだろうが、しかし、ツールの時よりも調子がよく、昨日もフルームにガチンコの勝負を仕掛けていた。ツールでも何度かアタックしていたのだが、最後にはあえなく後方に置かれてばかりだった。でも昨日は、タイム差無しとはいえ、フルームに先着したもんな。僕も引退をするとなったら、火事場のバカ力みたいなものがでるのかしら。
それにしても、スペインの映像の濃さに驚く。太陽光線がフランスやイタリアとも違って、緑、赤、黄色が濃く、まさに原色の世界というかね。ああ、だから、スペインでは陰影の深い画風となるのかなあ。フランスみたいにくすんだのとは違ってね。

サッカーは、今月末にはオーストラリア戦があるな。これに勝てばW杯決定だが、オーストラリアのほうが強そうだ。本田はどうでもいいが、乾は呼ばれてるんだろうな。先日はBSでスペインのエイバルでレギュラーを確保した乾を特集していた。このところの乾はすっかり自信をもったようで、いいプレイをしている。とくにトラップのうまさはもう世界トップレベルだ。高校生のときからうまかったけどね。TVでは本人はあの頃は調子に乗って勘違いしてたと言っていた。
エイバルはバスク地方の小さな町だ。人口は2万5千人くらい。彼はスペインリーグでやりたくて、ブンデス時代よりもかなりの薄給でいいからと自らを売り込んだらしい。正解だったね。初戦のマラガ戦でも活躍してたし、このままだとビッグチームからのオファーも近いのではないか。
昔、マラガの町を散策したときには、こんな小さな町にプロチームがあるんだと、まだJリーグもない頃だったから感慨に浸ったものだが、調べるとマラガも人口50万人以上あって、スペインでは大きな都市のほうだ。でも、東京からいくとどこも小さく感じちゃうんだよね。そこへきて人口2万5千のエイバルだから。でも、昔「調子に乗って勘違いしてた」という彼はもういないんじゃないか。そういう選手だと思うから、代表でもレギュラーになって欲しい。
一方で、バルセロナでは痛ましいテロがあったりして、今年の夏、スペインはいろんな意味で熱い。