菅野所長のエッセイ:三度目の笑い


あいかわらずひどい目に遭ってるぜ。

この間の日曜は、自信のあった競馬に負けただけでなく、何と携帯を紛失。お店にも電車関係も2回確認に行ったが見つからずじまい。ああどうしようと心配と落ち込みが混じり、日曜の夜から始まって、火曜の夜まで不眠が続き、目に隈ができた水曜にはめまいが頻繁に起こった。

普通に考えても、連絡先などのデータが紛失するのは痛いよね。でも僕の場合は、そういうものだけじゃなくて、原稿のネタが膨大に入っていることである。ああ、すべてがおじゃんだ。
新しいガラケーは、何でもスマホとガラケーのハイブリットのようなものになっていると言われたが、前のと機能も操作も違うので困る。取説あれば何とか学習できるだろうと思ったが、ショップが言うには、今は皆が不要と言うので、取説はついてないとのこと。新しいのは、スマホよりも安いらしい4万数千円だが、でも本来は出ないお金だし。ほんとにもうである。

ちなみに、電話番号は同じでいいと言われたので、それはよかった。でも、メールアドレスはもっとシンプルなものに変更することにした。
そして、まずは必要な人たちに、電話番号とメアドを送ってもらうように依頼。みな気の毒がっていて、「ご愁傷様」「お見舞い」の言葉が並んでいる。みなも経験あるのかないのか。

それにしても、このところ税金の督促はくるし、自動車税、任意保険、毎週の競馬の負けに加えてのことだから、ひどい破綻状態だ。こりゃ競馬で勝つしかない。と、日曜のオークスを検討。

ほぼすべての馬が初めての長距離を走るオークスと菊花賞は昔から得意レースではある。2400mをちゃんと走りきるスタミナがあるかどうか、それを血統と馬体、走法から推測するのが面白いこの上ない。

で、今のところの結論は、本命が④ミスパンテール、次に⑧ホウオウパフューム。まるで人気ないな。単勝予想50倍と30倍くらい。この2頭からの馬連、馬単総流し。単勝、複勝。3連複、3連単。来たらとんでもない馬券になるんだけどね。でも相手本線は人気馬になるな。⑭リスグラシュー⑯アドマイヤミヤビ②ソウルスターリング。もうひとつの穴馬は逃げが予想される⑮ヤマカツグレースかな。まあ、きたら儲けものだが、負けても納得できるな。

あと、今の時代における「ふるさと」とは?というテーマでの原稿依頼がきている。僕は東京だし、最初はこんなテーマ書けるのか?と思ったが、ちょっと調べてみると案外と面白い見通しが立って、これは楽しめそうだ。
ちなみに「ふるさと」という言葉は、文献上は平安時代から出てきている。百人一首にもあるよね。「人はいざ心も知らずふるさとは花ぞむかしの香ににほいける」。
その頃は、「以前に住んでいたところ」という意味で使われているのだが、今では「自分が生まれ育ったところ」というのが一般的な定義である。このあたりからして面白い。

と、こんなふうに気持ちを切り替えている感じだが、探すのをあきらめて、新しいのを買ってしまえば、もうこれでいくしかないとなる。こういうことにかんしては、ショックは大きかったものの、意外と切り替わってしまうものだな。あるいは、ここまで悪いことが重なるとかえって脱力するのだろうか。むかし誰かが言ってたものな。一度転ぶと怒る。二度目に転ぶとやっぱり怒る。しかし、3度目に転ぶと笑ってしまう。