菅野所長のエッセイ:「いま」に追いつくこと


先週はこのコラムを休んでしまった。忘れたわけではなくて、身体の具合が悪くて週を全休してしまったからである。先週の土曜は休日だったが仕事で、その後に飲み会で力尽きたのかもしれない。1次会で帰ったんだけどね。

日曜からどうも身体の調子が悪くなり、月曜には本格化、熱が出て体中がものすごく痛くなった。以前からもこういうことは時々あったけど、ここまで痛いのは初めてだった。痛くて痛くて寝るのもままならない。やぶれかぶれで安定剤を2錠飲んでみると少し痛みがやわらぐことがわかった。風邪薬とか鎮痛剤とかはまったく効かないのにねえ。

で、金曜の朝あたりには仕事に行けなくはないなと思ったが、もしもこれがインフルだったら職場の人に移してしまう可能性もあるので、結局全休となった。こんなに休んだのは生まれて初めてである。

とにかく、正月明けから心も体もどうにもならない日々が続き、多くの人に多大な迷惑をかけてしまったのが申し訳ない。今週もきつかったが、今日あたりはだいぶいい感じに戻っている気がするので、今後は大丈夫な感じがする。先週あんな状態になったことで、自分の意志とは無関係に眠れるようにもなった。ただ、帰りの電車では背中がすごく痛くなる。

こんなことがあったり、あんなことがあったりしながら徐々に普通の生活になっていくものなのだろう。来週末には、友人の児島氏の退官記念があるので長崎に行くが、そこでまた、九州や関西の人たちと高良さんのことを語らったりするうちに、自分のダメージも次の段階に移行していくのだと思う。

今でも毎日毎日彼のことを想い、淋しくなったり虚しくなったりするけれども、時が経つごとに忘れる時間が増えていくのだろう。もうすでにあまり泣くことはなくなった。自分については「いま、ここ」に追いつきつつあるようだ。