菅野所長のエッセイ:ポリシーの有無


2011.07.29

中国の列車事故だが、運行を再開後にすぐに乗っている人がいたのにびっくり。よく事故があった後のほうが安全だという人がいるけれども、そこに一理あるのは、そもそもある程度信頼がおけるという前提があるからだ。しかし、中国はどうか? 信用なんかできるのか。

中国の国民もこれにはだいぶ気づいたようで、ネットでは非難囂々。しかも、驚くことには新聞までもが鉄道省の批判していることである。つまり政府への批判だ。こんなことがこれまであったのか? ひょっとしてこの事件は中国民主化の一歩になるかもしれないとも、過剰には期待せずに、ちょっと思うのだった。

とは言え、原発にかんする政府と東電の発信を見れば、日本も中国と大差はないと思わざるを得ない。そもそもマスコミも偏重だし。あいかわらずこの国はどうなるのかと。どうも復興のためという名目で所得税の一割アップをもくろんでいるようだが、大多数の人にとってこれはたまらん。復興のために、はいいのだが、削るところはたくさんあるはずなのに、それは無しで、国民だけに負担を強いるわけだ。やっぱり財務省のいいなりになっているのだな。
どさくさにまぎれて、マニュフェストは見直すと言うし、この政権は自ら敗北を認めているわけだが、しかし、それでも権力にしがみつこうとするんだから、まったく恥知らずというか。

そもそも電力産業ていうのは、民間企業でありながら、電気料金という名の税金を搾り取る。「徴収」だもんな。内訳を見ると訳わからんようになっているし。
NHKもそうだ。先日、引っ越してから、旧住所での料金を取られ続けていることに気づき、これの返還を求めてNHKに電話したら「それはできません」と言われた人が怒り狂っていたが、そういう理不尽なことも行われているようだ。

そういえば、ノルウェーでの乱射事件もショックだった。世界でも最もリベラルな国でもああいうことがある。しかし、ノルウェー政府は厳罰化や治安強化にはあまり踏み出したくない様子である。この事件の犯人でも最大禁錮30年。警察官は銃を携帯しない。そういう方針を曲げたくないのだろう。自分たちはどういう社会を目指すのか、この辺は、どこかの国と違って確固としたポリシーを感じるね。

まあとにかく、これからも日本は苦しい状況が続くことは間違いないが、自分だけでも少しはきちんとしなければなと思う。でも、日本の国民はみな、政治家や官僚等々と比べれば聖人のようだな。日本人は偉いとつくづく思う。

菅野所長のエッセイ:なでしこは偉い


2011.07.23

まあ世の中にはありえそうもないことがときに起こる。
女子サッカーのW杯優勝もそうだろう。

かなり期待はしていたのだが、試合を観ている限り、勝つ要素はひじょうに少なかった。もっとも、アメリカ戦は記録上引き分けなので、勝ってはいないのだが。

ドイツ戦もそうだったが、3:7くらいで試合内容は押されていたな。女子サッカーは現在アメリカとドイツが抜けて強い。しかし、一発勝負。この2チームと当たって優勝だからケチのつけようはないよね。
もう情報はだいぶ広まったろうが、女子サッカーはずっと低迷期で、一番どん底のときにはリーグ戦の観客数が180人平均だったとか。これからは5000人は入ってほしいね。それから協会はボーナスをドンと上げるべきだろう。男子の場合、W杯の優勝は一人5000万、女子は150万。なんと3%。それはないだろ。1000万くらいは出したらどうか。もちろんそれくらいの価値は十分にある。僕からすれば、自分の生きているうちにこんなことがあろうかというくらいの出来事だもんな。

それにしても、オシムの言う「日本の日本化」は女子サッカーの中で結実したと言える。これで男子サッカーの進むべき道もますますはっきりしたことが喜ばしい。

しかし、実に面白いチームだね、なでしこジャパンは。よく観ていると、どの選手もたくさん凡プレーをして、同じくらいに好プレーをする。で、失敗をみなで取り返す。誰も献身を惜しまない。安藤なんかいい見本。ほんとに偉いなあ。

日本はやっぱり女性のほうがすごいんだと思わざるを得ない。自分も含め、男はダメだからなあ。おそらく「日本の日本化」を邪魔し、経済でも何でもすべての領域で停滞している原因は、男のエゴにあるのではないかと思ってきた。
宮間なんか、優勝が決まったときに、すぐにアメリカチームを慰めにいってるんだから。そんなことができる選手は男子にはいないだろう。

ということもあり、何事もあきらめずにやっていけばこういう素晴らしいこともあると。「あきらめたらそこで終わりだよ」の、スラムダンクは安藤先生の言葉が思い出される。僕もいつかは2億円が当たるかもしれないと、WIN5を買い続けていこう。って、何を学んだのだ!のお叱りを受けそうだが。そういうことじゃないよね。

でも、いま何も楽しいことがないので、競馬をやっている日曜が唯一の楽しみなのだ。

菅野所長のエッセイ:優勝祈願


2011.07.15

いやあ、恐れ入りました。

なでしこジャパン、何と決勝まで勝ち進んだ。
まさかドイツに勝てるとは思わなかったもんな。
ドイツに勝てれば、当然スウェーデンにも勝つよね。

ドイツ戦の勝因は、FW永里をハーフタイムで交代させたことだろう。今回のチームは永里を絶対的なFWのエースとして構成されていたが、予選から明らかにこれが機能していなかった。つまりは力不足。永里の代わりに入った選手が3得点だから、それはかなり明らかではないのか。先週はそういう采配についてダメ出ししたが、よく思いきったものだ。一転、名監督になっちゃった。永里がまだ若いからできたかな。スウェーデン戦は川澄が大当たりだし。当然、決勝もそれでいくのではと思うが。でも、スウェーデン戦のベストプレイヤーに選ばれたのは、川澄の2点につながるパスを出した宮間。ときどき雑なプレイをするのが難点だが、あいかわらずキックの正確性は世界一と言ってよい。何でも女ベッカムと呼ばれているらしい。気になるのはバックスだな。右サイドの近賀には替えはいないのか。

しかしねえ、昔から女子のほうがいいサッカーをしていると僕は言ってきたが、決勝ラウンドからのプレイはほんとに素晴らしい。小さい身体で世界に互すには、ああいうサッカーしかないよね。必ず数的優位に立ってのデフェンス、高い位置でボールを奪う。でもあれをずっとやるのはほんとに大変なんだ。相手の倍くらい走るつもりでやっていないと。ほんとに尊敬しちゃうなあ。誰も怠けないし。

それにしても、あのイングランド戦はいったい何だったんだ?と。NZ戦もそうか。決勝からはほんとに見違えた。澤も、やはりパスミスが目立つが、それでも視野の広さは随一である。それからFW陣はなかなか層が厚い。それに比べてバックス陣は層が薄いのか、交代要員がいないようだ。いつもひやひやするのはバックス陣のボール回しで、プレッシャーをかけられると、すぐにバックパスをする。これは男子も同じか。どうも日本人のメンタリティとかかわっているようだな。スウェーデン戦でも澤の横パスがカットされたが、アメリカはこれをもっと意識的に狙ってくるのではないか。アメリカはドイツ並み。スウェーデンよりプレッシャーがきつい。苦戦は必至である。日本は気持ちの上で絶対に守りに入ってはいけない。つねに1点を追いかける気持ちでやれるかどうかだな。メンタル的には。

まったく体調があまりよくないっていうのに、睡眠不足もはなはだしい。しかし、その甲斐はあったな、おつりが来るほど。その健闘ぶりにはまったくもって感動するしかない。たとえ負けても、ああいうサッカーをしてくれれば僕は満足です。
でも、ドイツに勝ったというのは、ほぼ世界一に勝ったということなので、一度も勝ってないアメリカ戦も勝機は十分にある。と思っているのは、僕だけじゃなくて、世界中がそう思っている。世界中が女子サッカーの概念を変えた日本チームに魅せられてしまっている。アメリカ人以外はみな日本の味方だろう。でもって、これは互角の勝負と。
まさかこんな日が来るなんてねえ。世情は明るくないが、いまはこれが唯一の光だ。

菅野所長のエッセイ:1週間が長い


2011.07.08

今週は長く感じるなあ。一年はあっという間なのに、一週間は何でこんなに長いのだ。

だいたいこういうときは調子がよくない。先週の日曜も仕事があったし、のんびりする日がない。6月に入ってから、2~3週休み無しというのが多い。加えてこの暑さである。

そういえば先週もWIN5が当たったが、配当が何と190倍しかない。まさかWIN5で取りガミ(当てても儲からないこと)なんてことがあるとは思わなんだ。ま、外れるよりはいいけど。

サッカーのU-17日本代表はなかなかだった。さすがにブラジルには勝てないが、将来の代表候補もいるのではないか。とくにいいDFが出てきてほしいね。放映時間の問題で生中継はひとつも見られず、ブラジル戦を再放送で見ただけだが。

夜中ぎりぎり観られる女子サッカーのほうは、ちょっと微妙。決勝トーナメントに進めたのはいいが、次がドイツなのでまず勝ち目はない。メキシコ戦で澤がバカづきのハットトリックだったが、他の試合を含めずっと観ているとかなり力が落ちていて、パスミスやボールを奪われることが多い。宮間、坂口と安定した選手がいるので試合になっているところもあるが、前回のW杯よりも内容はよくない印象である。あれは監督の采配にも問題ありと見た。
五輪代表のほうは、アジア予選で最弱のグループに入るという幸運に恵まれた。バーレーン、シリア、マレーシア、これはどう考えても勝ち抜けるだろう。決勝になるとわからんが。

それにしてもサッカーというのは、チームとしてのまとまり、バランスがないとダメなスポーツである。つくづくそう思う。アルゼンチンを観るとよくわかるね。今やっているコパ・アメリカ大会、下手をすると予選落ち。あのメッシでさえ、自分一人の力ではどうにもならない。
逆に言えば、そのようなスターがいなくても何とかなるということだ。ここが日本の突破口。Jリーグでは柏と仙台が好調だが、両チームとも代表を張る選手なんかいないんだから。仙台の関口一人か。でも次は招集されないでしょ。監督の戦略、采配、サッカー観といったものがひじょうに重要なのだ。これは野球とかなり差がある。見た目とは違い(違わないか)野球のほうがずっと個人競技に近い。

そういえば、ダルビッシュと楽天の田中はもうアメリカにいってほしいね。日本ではもうやっててもしょうがないでしょ。松井と松坂は完全に終わったし、イチローは衰えたしで、メジャーリーグを観る楽しみが減っているのは僕にとって大問題なのだ。これからの球団経営戦略は、若いうちにポスティングでアメリカに選手を売ると。長友で大儲けしたイタリアのチェゼーナ方式である。数球団を除いて大幅な赤字らしいから、球団存続のためにはそれしかないのでは。選手も喜ぶじゃない。
こんなことしか書けない自分が情けないが、今度の日曜はのんびりできそうだ。

菅野所長のエッセイ:晴れて無罪


2011.07.01

うーん、まあ、ラッキーだったのかなと。
もちろん、2億が出たWIN5に当たったわけじゃない。
何と言おうか、身体のことです。

実は、ちょっと前に、前立腺が調子悪いという話をしていたが、その後の血液検査PSAの数値がよくなくて、ガンの確率が30%から40%と言われていたのだ。
それが今日の検査結果で「セーフ」「がんは見つかりませんでした」となったのである。まあ、まだ悪運は尽きていないようだが、もっと仕事しなさいってことなのかと思うとそれもなあ。晴れて無罪を勝ち取るまで数ヶ月。自分の都合で時間がかかったのだからしかたないけど、ちょっと長かったなあ。

まあしかし、こういうのも大事な経験ではある。

あれは2月か3月だったか、最初の血液検査で「3、4割」と言われたとき、すぐに頭をよぎったのは仕事のことだった。今年は6月に2つ研修に呼ばれているからなあ、それが中止になるのはナントモ申し訳ない。これが終わるまでは入院はしないと。
で、大学病院のほうで再度血液検査をしてもらうことにした。それでシロになることはほとんど期待できないのだが、とにかく真実を知るのは遅らせたいと管政権のような露骨な引き延ばし策である。
もう5月になってたかな。よくわからん。で、この結果、ちょっと数値は下がったものの、確率的には変わりないラインである。これはもうしかたないとあきらめ、次なる本格的な検査をすることに。これは前立腺の細胞組織を調べるのだが、肛門から、なにやらホッチキスのような機械で10数カ所刺すらしい。聞くだけで恐ろしいではないか。

ただ、5月の学会で、九州のTさんが「菅野さん、菅野さん」ということには・・・・。そこからさかのぼること半年、冬の研修会で一緒に飲んだとき、僕が自分の症状をいろいろと話し、二人で前立腺の問題について話したのだった。すると。そのときは「僕もトイレは近いけどそういうことはないなあ」と言っていたのだが、しかし、実はそうではなかった。「その後検診を受けたとき、菅野さんとの話を思い出して、ついでに前立腺の血液検査もしてもらったんだよね。そしたら、なんとガン100%だったんだよ」

ということでTさんは、すぐに検査と手術。悪性でもないのでまったく問題なしと、今はすこぶる快調とのことだった。
「僕は3~40%なんですよね。あの検査って痛そうですよね」
「いやあ、あんなのどうってことないよ。麻酔もするし、全然痛くなかったよ」
「ほう、それなら安心しました」

で、6月17日、18日と検査入院。
これが全然痛くないはずなのに、とんでもなかった。もちろん麻酔はするのだが、まるで工事用の鋲撃ち銃を肛門に付き入れられてバシンバシンと撃ち込まれるようである。脂汗がにじみ、その都度うめき声が出る。たぶん12回あったと思うが、そのうちの2回はとくに強烈。尿道にまで針状のものが通っていく感じ。もうほんとにつらかったなあ。麻酔の効きが悪いからかなあ。あれはできるなら全麻にしてほしい。
このダメージはほんとに大きかったなあ。身体だけじゃなくて心までもズタズタになった感がある。ずっと血尿が続くし。もう2週間経ったが、今日の採尿でも潜血が確かめられているが、まあ見た目にはもう大したことない。血尿というのは嫌なものですよ。自分で見えるからね。それにアルコールもダメだったし。2週間も飲まないなんて飲み始めてから初めてだ。しかもこの暑いのにビールが飲めないとは。

でも、そんな生活もこれで終わりだ。今日からは飲める。ま、だからたくさん飲もうという気にもならないけど。まだダメージがある感じなのである。まあしかし、今回は良しとしよう。

菅野所長のエッセイ:感謝のメカニズム


2011.06.24

先週末は用事があってコラムをアップできませんでした。申し訳ない。

先日、セリエAのインテルに行って化けた長友のインタビューを興味深く見た。
世界的な選手が集まるビッグクラブの中で、長友は当初ほとんど機能しなかった。それは地元紙の厳しい評価に表れている。「臆病」「何をしていいのかわからない」などと酷評されていたのである。
まあ入ったばかりだからしかたない、そのうち慣れれば少しはよくなっていくのではないかと、当時の僕は見ていたのだが、当の長友本人は状況を楽観していなかったようである。このままではどうにもならないと、早々に危機感を覚えていたのである。

何試合もベンチから他の選手を見ると、みな余裕を持ってプレイしていることに気づいたという。自分にはそれがない。結論としてメンタルの問題だと長友はした。しかし、そもそもがボール扱いがうまくない選手である。僕は、根本的な問題は圧倒的な技術差にあると思ってはいるし、何でもメンタルな問題に還元するのはいかがなものかと考えることが多い。けれども、それはすぐには向上するものではない。たぶん長友もそれはわかっているのではないかと思う。

で、長友は思考する。ゆとりをもってプレイするには何が必要かと。長友が到った結論は「感謝すること」。それは大げさなことではなく、今日もご飯が食べられて幸せだなあとか、とにかくフットボールができてありがたいことだなあとか、きわめて身近なことに対してでいいというのである。うーん、何か学校の先生とか、一見温厚そうに見える宗教家みたいなことを言うなあと、つまらない番組になりそうな予感がしてきたとき、僕はこの選手のなかなかな部分を見せられた。

「感謝するというのは、心に余裕がないとできないことですよね。それはつまり自分以外のものが見えているということになります。それは視野が広がるということです」
ほう、これはひじょうに理屈にかなっている。こいつなかなか頭がいいなあと僕は感心したのである。

そして、このように考えたところ、ピッチでもそれまでふさがっていた視野が一気に広がったというのである。そうなると次に自分がどう動けばいいのかも瞬時にわかってくる。実際長友は水を得た魚のようにピッチを躍動し始めた。その足取りを見ていた僕は、そこに何があったのか知るよしもなく、ただ「化けた」とだけ思っていたのである。

何でもメンタルなことに還元するのはどうかという思いは変わらないが、それでも心に余裕を持てさえすれば、さまざまなことがそれまでよりもうまく運ぶことは間違いない。長友は別に特段うまくなったわけではないが、それでもほんのちょっと心の持ち方を変えるだけでインテルのレギュラー級となった。そうやって自信をつけていくうちに技術も向上するものなのだろう。
「感謝する」というのは、いやらしい道徳的な意味でなく、意識が自分のことだけになっている「自己という病」から抜け出すひとつのあり方なのである。

ということで、ひょっとして心の余裕を持てているからか、先週は早々とWIN5(主要5レースを当てる)を的中。4レースまで当てて、最後の5レースを見るときには、ほんとに競馬をやっててよかったなあという高揚感があった。で、⑧フミノイマージンが刺しきったときには欣喜雀躍。1人で競馬を見ながらこんなに喜んだのはいつ以来だ。昔、タケノベルベットがエリザベス女王杯を勝ったとき(馬連700倍超)以来だろうか。
しかしながら、配当はWIN5過去最低の28万円。これにはがっくり。まあ当たらないよりはいい。感謝が足りんなあ。長友を見習おう。

で、今週は夏のグランプリ宝塚記念。これを最後にGⅠは当分ない。
勝つのは、⑧ブエナビスタ④エイシンフラッシュ③ルーラーシップのどれかではないか。実力場が揃った力勝負。波乱はないと見た。2番手グループとして②アーネストリー⑨ローズキングダム⑩ドリームジャーニー⑭トゥザグローリーだが、②アーネストリーを最上位としたい。

菅野所長のエッセイ:遙かなるオシム


2011.06.10

サッカーのキリンカップは3試合ともに0-0。面白くないと評判だった。
でも、僕の見たところ、ペルーはなかなか強かったのでしかたない。あれは内容的には0-2の試合だった。チェコはそうでもなかったが、これまでにない布陣が僕はわりと面白いと思った。でも、3-4-3をやるならデフェンスがしっかりしてないと。攻撃的なサッカーをやるためには、まずもって守備が肝心なのだ。チェコが大したことなかったから、それでも前線に人はいたが、たとえば長友と岡崎との距離が近すぎたりするとまったくダメ。彼らには細かいパス交換などできないからね。しかし、長友は、前よりも走り方がよくなって相手のつぶし方もうまくなっていた。さすがインテルでレギュラーを掴んだだけのことはあるな。
まあ試合自体はうまくはいかなかったけれど、チェコ戦では、選手がザックの戦術を理解し、実行しようとしていたのはわかったと。そういう試合なのだった。点が入らないことになんかこだわることはない。そもそも「決定力不足」なんてのは、ごく一部のチームを除けば日本に限ったことじゃないし。

ちなみに今号の「Number」は名将の特集。モウリーニョ、グアルディオラ、ビラスボアスといった現代サッカーの知将である。のだが、とは別に、ボスニアヘルツェゴビナ・サッカー界の危機を回避するために、あのオシムが立ち上がったという記事もすごい。

まったくこの人くらいになると、ひとつのチームだけでなく、対立止まない国をマネージメントする力を持っているわけである。一時ではあったが、日本サッカーがどれほどの人材を失ったかを改めて思う。それにしても日本の政治家にはこういう人物がまるでいないな。政治と言えば総選挙。AKB48に狂奔する姿を見ると何だかなあと思う。ま、人の嗜好に文句も言えないが、今の日本がどういう状況なのか・・・考えちゃいないな。票を得るために10万20万は当たり前、中には1000万超を使った奴もいるらしい。そんな金があるんなら寄付でもしろ言いたいところだが、まあAKBのほうが大事なのか。それでも「おっ」と思ったのは、ヤフーのアンケートで次期首相候補1位が小沢一郎だということだ。またぞろマスコミの小沢排除が盛んな中それには惑わないのもけっこういるということか。

さて、桜花賞からのGⅠシリーズが終わった。あとは宝塚記念のみ。最後の安田記念は惨敗だったが、天皇賞とこの安田記念以外はいちおう全部馬券は取ったなと。これはかなりの快挙ではないのか。今度はWIN5を当てたいなあ。
日曜はGⅢのエプソムカップとCBC賞。土曜から大阪で仕事なのでまたもやレースは観られないが、エプソムは順当、CBC賞は荒れるのではないかと。

菅野所長のカウンセリングエッセイ:意外な収穫


2011.06.04

避難した町民がわいせつ行為で逮捕という事件を受けて、双葉町が今後の義捐金を拒否するというニュース。なにもそこまでと誰もが思うけれども、そのこだわり、矜持は目を見張るものがある。これぞ日本人という感じだ。それは不信任をめぐる騒動からも明らかだ。大きな組織になるほど情けない。         そうはいうが、機会があれば双葉町にはこれからもどんどん支援したいと思うね。ちなみにこの町は僕の大学の後輩、災害心理をやっているF君の郷里でもある。その昔結婚式の司会をしたものだが、今回はさぞかし大変だろうと思う。

木曜は明治大学にトラウマの権威って人の講演を聴きにいったのだが、脳の話ばかりでちょっと退屈。被災のことにかんしては日本人の認識のほうがすぐれている。ありがたみはなかった。とくに人的災害と自然災害とは違うし。ただし、話を聴いているときに、いままで自分が疑問に思ってたことが氷解。べつに講師のおかげではなくて、話題が自分の疑問と結びついただけなのだが。これは嬉しかった。何度もうつらうつらしたけど、これは意外な収穫である。やっぱり、いろいろと足を運ぶとこういうこともある。

さて、この2週、僕の馬券予想にもし乗った人がいたとすれば大もうけだったろう。いるわけないか。ダービーでは、よくわからなかったものの、調教で①ウィンバリアシオンが良いと見てたら、⑤オルフェーブル1着固定の⑤-①-⑦がきた。馬券は買ってあったが、精々3万円くらいと思っていたところ、望外の10万馬券。オークスに続く快勝となった。こんなことは長い競馬人生でも初めてである。ダービーは苦手だから。

で、次は安田記念。何回もいうが、生まれて競馬場で見たのがこのレース。当時高校生の僕は馬券は買ってなかったが、競馬ってすごいと感動したのだった。このところ好調なので是非当てたいと思うのだが、有力馬多すぎ! ⑧アパパネは断然の一番人気だが、そこまで信頼できるのかどうか?調教の動きももう一つに感じたし。それで僕も迷い始めた。で、買い目はけっこうバラバラ。面白いのは、②シルポートは当然として、調教がいい⑩リディル、人気を落とした⑰エイシンジャッカルである。これとアパパネとの組み合わせが多くなる。

ま、全然自信ないね。ほんと。こちらは矜持がまったくない。ま、日曜は仕事で見られないし、これでいいか。

菅野所長のエッセイが更新されました


2011.05.30

いつもTCCのホームページをご覧くださりありがとうございます。

菅野所長のエッセイが更新されました。
お読みいただけましたら幸いです。

不確かなことばかり


2011.01.22

 詳しいことがわかるほど、小沢一郎が何の犯罪を犯しているのかがわからない。

 そんな中、石川議員の裁判では、検察での取り調べの録音が出るらしい。そこでは自白誘導をしている明白な証拠があるのだろうが、しかし、マスコミは第二の村木さん事件として報道するのだろうか?さんざん小沢バッシングを展開させているからなあ。しかし例の検事の取り調べ分は撤回になるし、検察はまた追い込まれるだろう。

 それにしても、こうなると「第二の」村木さん事件と言うよりも、そもそも検察の取り調べというもののほとんどがまともではないのかもしれない。可視化にしたくないのもよくわかる。とにかくそんな無法な取り調べで何の証拠も出なかったのだから、これはもう真っ白なんだろうとむしろ確信が深まるな。

先週、学校と教師が保護者を訴えたという事件もどうなのか? 慰謝料500万円ですと。この親はある日子どもにレコーダーを持たせて、子どもに対して怒っている教師の発言を録音しているが、けっこうヒステリックな感じではあった。つまり、ちょっとこの先生どうなの?って感じなのである。
これまた裁判になるとやぶ蛇になる恐れがある。学校側は早くも後悔しているのではないか。確かに、モンスターとも言うべき親はいるけどね。今回はしかし子どものいじめが絡んでいるわけでしょ。親だって必死ですよ。
とにかく報道の表側だけ見ていてはいかんね。真実はだいたいが隠されているものだ。

昨日は出張で長野に行ったのだが、ここ2、3日は降ってないとのことで、思ったよりも雪はなかった。でもそこから先の飯山線とかはすごいんだろうな。
今年は東京はからからだ。家でも職場でも加湿器が大活躍。仕事場では古いのが壊れて買い換えたくらい。さすがに壊れるのか。うちには2台あるが、寝るときは専用の加湿器があって、これを一晩中していないと喉をやられる。

競馬はダメだあ。もうほんとに不確かなこと、報道の比ではない。
しかし、性懲りもなく明日はGⅡのAJCC。これは堅いと見て、⑥トーセンジョーダンから③コスモファントムと②ネヴァブションへ厚く買った。まぎれても⑤サンライズベガまでとしたが、オッズは⑥→③→②の3連単で1500円くらいしかつかない。まあ、それでもいいから来てくれることを祈る。

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