菅野所長のエッセイ:春はクラシック


2015.04.10

 今週の最初は腰の具合もだいぶよくなってきたなあと思っていたのだが、木曜にうっかりコルセットをつけ忘れてしまっていて、それが悪かったのか、今日は朝からひじょうに良くない。痛いし、1ヶ月前に戻った感じである。わがままを聞いてもらって早退させてもらうことにした。この状態では確実に座って帰らないとやばいね。ほんとにもう、良くなってきたと思ったのにぃ。

 今週の驚きは、FC東京の武藤になんとチェルシーからオファーが来たことだ。ありえないと思ったが、情報通によるとスポンサー絡みらしい。戦力として期待しているわけでもないだろう。
 武藤は確かにいい選手だし、海外にも行って欲しいと思うが、チェルシーでは控えでベンチ入りすることさえ不可能ではないか。行くなら、もう少し弱いクラブじゃないと試合に出れないね。バイエルン時代の宇佐美、マンU時代の香川と同じになるぞ。だからやめといたほうがいいような気がする。

 この何週かは、ヨーロッパでクラシックのロードレースが始まっており、やっぱりこれが最高である。先週は自転車王国ベルギーでのツール・デ・フランドルを約200キロ分、生中継で観てしまった。いやあ、ロードはほんとに面白いなあ。
 夏の大きなレースと違って、これらは一日だけ、ワンデーレースと言う。日曜の夜はまたまたビッグレースのパリ~ルーベがある。何でも半数近くがリタイアしてしまうこともあるらしい。

 「弱虫ペダル」の影響から、去年のツール・ド・フランスから見始めたばかりの僕なので、まだまだ知らないことが多いんだけど。でも、ヨーロッパのレースは日本時間としてはちょうどいい時間帯にやるんだよね。仕事から帰ると、残り50キロから70キロくらいで、佳境からゴールまでばっちり観られるところがいい。

 ロードもクラシックの最中だが、競馬もいよいよ3歳クラシックが始まる。日曜は桜花賞だ。昔はクラシックの中でも一番好きでもなかったレースなのだが、いつのまにか、いちばん楽しみなレースになってしまった。
 この季節阪神競馬場は桜が満開のことが多く、その下を「魔の桜花賞ペース」と称されるスピードで馬たちが走る姿は実にあでやかなものである。

 このところ負けっ放しだが、今度はそうはいかないぞ。本命は⑧ルージュバック。牡馬の重賞を勝って桜花賞に臨んできた馬は史上初めてのはずだ。はるか昔だが、桜花賞をぶっちり勝ちしたテスコガビーくらいの強さがあるのかもしれない。走り方もちょっと独特で面白い。対抗は⑥レッツーゴードンキ、⑮ココロノアイ、⑬クイーンズリングの3頭が横並び。3着ならあるかもというのが、⑨アンドリエッテ、⑪キャットコイン。これ以外は要らないな。いちおうマルチも買うが、⑧を1着固定で太く買いたいと思うのである。しかし、資金があまりないのが残念。

 そうそう、先週の日曜日の10レース「伏龍ステークス」で、競馬史上初であろう珍しいことがあった。

 馬の毛色というのは8種類ある。「鹿毛」=濃い茶色、「黒鹿毛」=黒っぽい鹿毛、「青鹿毛」=かなり黒い鹿毛、「青毛」=真っ黒、「栗毛」=明るい栗色、「栃栗毛」=馬体は栗色で、たてがみやしっぽが白みがかった金色、「芦毛」=いわゆる白馬、最初は濃いグレーで年とともに白くなっていくのが多い、「白毛」=劣性遺伝子からくる生まれつきの白色というか脱色している馬、アルピノっていうやつ、の8種類。

 このレースでは、なんとその8種類の毛色の馬がすべて出走したのである。それも賞金条件としては一番上のクラスだからまたすごい。世代でトップクラスにいないと出走できないんでね。JRAが意図的に8種類を揃えちゃおうと思えばできるわけだが、この場合はまったく故意ではないのである。
 競馬史上でもかなりの珍事で、僕としては競馬史上10大ニュースにしてもおかしくないと思うのだが。

菅野所長のエッセイ:岡崎は日本人の鑑だ


2015.04.03

 今日は朝から南風がびゅうびゅうと吹いている。こんな日にゴルフだったらボロボロだなと思ったが、それよりもせっかくの桜が散ってしまいそうだ。せめて日、月までは保ってほしいが。

 ボロボロの体のほうはと言うと、先週のゴルフはお思いの他やれてよかったのである。1日目はつらかったが、これで腰の周辺の筋肉がほぐれたのか、2日目のほうが気にならなかった。これは完全に快方に向かっているなと喜んだのもつかの間、火曜日の帰りに電車で座れなかったら途端にまた悪くなり、以降は再びコルセットを着用することになった。今度の休みでどれくらい回復するものか。

 腰が良くなってきたときには、何だか気分も軽くなってきたが、それもまた急降下である。今はまた憂うつである。今週は仕事が忙しくないのが救いである。

 急降下といえば、ドイツ航空機の事故。副操縦士が「うつ病」とか言われているが、うつ病の人はあんなことはしない。とんだ濡れ衣である。昔のJALの羽田沖墜落のときと少し似ている。あのときは機長が「心身症」とか言われて、心身症の誤解を広げたものだった。精神科系のことはいつもそうだがね。

 辺野古移転をめぐって、沖縄の異議を政府が押しつぶそうと必死である。どうもアメリカ軍の流出資料などから、アメリカ軍にとって辺野古移転はかなり前から決まっていた感じである。結局政府はひたすらアメリカに従うだけだ。移転費用もほとんどこっち持ちで。

 しかし、事前の約束事により、県はいろいろと異議を唱えることができる。沖縄県としたら、もはや訴訟を起こすしかないと思うのだがね。僕は起こしてほしいと思うのである。そのときに法がどちらにつくのか、ひじょうに興味深い。先月、福岡高裁で前回選挙が違憲という初の判決が出たばかりだが、これが追い風となるのか、それともますます露骨な圧力がかかるのか。

 政権の軍拡路線はなかなか止まりそうもない。首相は自衛隊を「我が軍」と口を滑らせたもんな。ま、実質的に軍隊であることは間違いないのだが、当然、首相が口にしちゃいかんよね。結局、彼の中では、憲法は意味をなしていないということだろう。 防衛大の卒業式での挨拶も、マスコミは取り上げないけど怪しいことを言ってた。僕なんか思わずメモしたもんな。
「不戦の誓いを実現するために、先人たちに倣い、決然と行動しなければならない」
おいおい「先人たち」っていったい誰よ? あんた以外にこんなに軍拡路線を進めた首相がかつていたの? だとすればそれは戦前しかないよね、東条英機とか。確実に「不戦の誓い」をしたとすれば、あんたが覆そうとしている村山談話の村山首相くらいでしょ。 そこから、また「我が軍」発言だもの。

 やばいなあ、この感じ。社会全体もなんだかねえ。ある保育園の設置をめぐって住民の反対運動があるとか、小学校の運動会に近隣が抗議するとか、職場や日常でのマタハラを含めて、言語道断だなあ。子どもが社会の宝であり、国の宝だという意識が希薄になっていることが見て取れる。将来を担う子どもを大切にすること、その子ども生んでくれる妊婦を大切にすること、そうしないとほんとに国って滅びるんだよね。
 首相もほんとの国力ということがわかっていない人間の一人である。大企業を儲けさせるよりも、軍事費なんかよりも、教育予算や福祉予算のほうが大事でしょ。

 明るい話題は、僕の場合はサッカーかな。ハリホジ監督になって2連勝。ま、相手が弱かったが、それよりも練習風景を見ていたら、選手がすごく本気モードでやっていたことだ。あの本田にしても。ハリホジの厳しさっていうのがよく伝わっているんだろうね。油断すれば本田もレギュラーが危ういと。こういう構えができていれば、強豪はともかく、弱い相手には負けない。

 そうそう、なんといっても2試合目の岡崎である。GKが前に出たところを見て、柴崎が超ロングシュートを撃ったとき。このボールを追って相手ディフェンスと競り合った岡崎だが、足をちょんと出せば決まったのにそうはせずに、ディフェンスをブロックしたのである。結果、これは柴崎の得点となった。試合後ハリホジが、このゴールを振り返り、サッカー人生で初めて見るゴールだったと語った。ハリホジもこのプレイを見て、日本人とはどういう民族なのかがわかったのではないかと思う。自分のためでなく、他の人のために、チームのために仕事をする。企業で、社会で、失われてしまった日本人らしさを見せつけた岡崎は偉い! 

菅野所長のエッセイ:不撓不屈


2015.03.26

 今週は今日まで。明日から恒例のゴルフに行くのでね。でも、やれるのかどうかは行ってみないとわからない。コルセットが効いてくれるといいのだが。

 休みの日にはとにかく繰り返し入浴して温め、ここのところは朝と夜に入浴。そんなにまで労っているのに簡単に良くはならない。腰だけでなく、頸椎のほうも調子が悪いみたいで、首から背中も、身体の裏面は全部痛い。まあしかし、もうこれ以上キャンセルはしたくないし、30年近く続いているイベントだし。幹事だし。無理だったら、一人で温泉にでも行ってようか。

  日曜は久々のGⅠ高松宮記念だなあ。買い目は決めてある。ストレイトガールとダイワマッジョーレとの3連単マルチ。それだけにしようか。競馬は最近めっきりダメだ。

 とにかくいいことは何もない。身体がこの調子では原稿仕事もできないし。やっぱりこれが治らないとどうしようもない。でも、毎日の面接だけはしっかりやらないとね。思ったよりも3月は忙しくはなかったので、それは幸いした。

 と、さえない日々を送ってはいるが、考えてみればこういうことはしょっちゅうである。いいときばかりじゃない。調子悪いときでも、やるべきことができるか、どんなときでも自分ができることをやると、そこは迷いなくしていきたいものである。

 しかし、こうしている間も腰の具合がよろしくない。PCの前に向かうのはこれくらいにしよう。ということで、また来週。

菅野所長のエッセイ:傲慢注意


2015.03.20

 いやぁ、今日が終われば連休ですね。電車に乗らずに済むと思うとありがたい。このところコルセットをつける毎日だからな。ほんとは連休はゴルフのはずだったが、やめておいてよかった、2ヶ月続けて悲しい好判断。

 それにしても、今週は困った事件からスタートしたな。

 赤トンボ研究のセンセイが女の子を殺しちゃったやつ。
 いろんな資料が残っているので、こぞってどうでもいいような推察をするけれども、僕としては、けっこうな主従関係のようなところが嫌だ。「魔王様」なんていうくらいだから、その関係は主と奴隷のようなものに通じていたのではないだろうか。むろん、本人にしてみれば、そうした関係がさほど苦痛ではなかったのかもしれない。この先生のためなら、私はそういう関係でかまわないと思う人もいるし、それはまあいいのだ。アカデミックな世界でのこうしたマゾヒズムはけっこうある。ただ、僕がいやなのは、自分への尊敬と帰依をもって暴君のように振る舞う奴のほうである。これもアカハラのひとつじゃないのと。ま、殺人まで犯すわけだから、そもそも相当まともじゃないことは確かだがね。

 宮城県のセクハラ村長。これまたバカバカしい。何でも3代目の村長ということで、代を重ねるごとにひどくなっていったんだろうな。まあ、こういう田舎じゃしかたないかなとも思うが。
 と思っていたら、この村は震災復興のシンボル的なところで、トヨタの資金がつぎ込まれているんですと。そんな重要拠点であるからには、もう少しはまともにならないあといかんね。

 こういった状況に対して、あるニュースに引きつけられた。
 イギリスでの話だが、研究者たちが、権力の座に長くいると、人格が変容し、「傲慢」となってしまうことを発表。これによると、そうなりやすい職業は、1位が企業の経営者、2位が弁護士などの法律家、3位がメディア関係者、4位がセールスマン、5位が外科医なんですと。「傲慢」というのがキー概念で、これはひとつの「人格障害」であると言うわけである。

 企業のトップについては、これこそが経営リスクとして大きいというが、その通りだなあと思うね。TCCで長い間仕事をする人たちを見てきたが、その人たちを通してその会社がどういう会社かがよくわかる。ブラックなところは、経営層からしてブラック、「傲慢」なのである。だからこんなにもパワハラがはびこる。家具会社の骨肉の争いにしても、ベースにはそういうことがあるのだろう。

 今日はサリン事件から20年。あの日、あの時間、実はこの僕もちょうど地下鉄に乗り合わせているはずだった。

 先日テレビの特集を見ていたら、警察がなかなか強制捜査に踏み切れなかった背景がわかってきた。警察庁、長野県警、神奈川県警などの当時の担当者たちは、自分たちがもっと早くやっていれば、サリン事件は防げたのではないかと回顧していた。それはそうかもしれないが、現実にできなかったのだから、しかたがない。要するにオウムの危険性がもうひとつわかっていなかったと。

 「想像力が足りなかった」と言った人がいたが、そうではなくて、捜査陣の中にオウムのことを理解できる人材がいなかったということだ。たとえば、ストーカーなんて言葉もまったくなかった時代から、僕なんかはいくつもそういうケースを抱えていた。しかし、警察はまったく相手にしてくれない。あるいはオウムみたいなところに引き込まれる人たちのメンタリティに触れてきたが、僕らの仕事はつねに時代の前触れを察知し、警察はつねに後追い、事が起こってから理解する。民事不介入という原則は、原則というよりも体質そのままなのである。こういうことは警察に限らない。大学で、学校で、企業で、社会で、いつも僕は言い続けてきたわけだが、ほぼオオカミ少年のごとき扱いを受けてきた感じがする。

 仕事の性質上しかたのないことではあるけれども、やはり内部にはそういった機関を設けていたほうがいい。でも異質な者を嫌い、いつもなあなあでいるような組織を作っている限り、同じことが繰り返されるだろう。警官殺人事件での阿倍野署の署長の言動などはもうお話にならないわけだが、あれこそが警察という組織のリアルな実態である。

 今回のイギリスで出された見解にはビジネス界も注目しているというが、日本でももっと大きく取り上げてほしいものだな。

 どんな組織でもトップにいると、傲慢、「人格障害」になる可能性がある。企業も、政治も、病院も、みんな松本智津夫と地続きなのだ。五万といるわけだな。

ということで、僕なんかも相当に危ない。基本的には暴走型だからな。ま、それがわかっているので十分に気をつけているつもりなのだが。

 

菅野所長のエッセイ:すべては三寒四温


2015.03.14

 三寒四温の季節だが、僕の腰の具合もまさにそれで、今日はちょっといいが、明日はどうかわからないという日々が続いている。

 腰が悪いと、全体のバランスも悪くなるのか、背中や首も痛い。幸い今週は休みをちょっともらって療養に努めることができてよかった。休みには、何回もお風呂に入り、シャワーで打たせ湯、このセットを3回くらいやる。まあ、何というか、休みだけど大変だよね。

 ということで、一番いけないのは電車で立つこと、それと執筆だ。この2週間くらいは何も書いてないな。一度だけ、連載ものを書いたけど、これはやるしかないからね。ああ、そうだ、このコラムもそうだった。これくらいなら大丈夫・。

 こんなときに限って、あらたな原稿依頼がまた来た。どうしようか思案中なのだが、4月になれば書けるだろうと、今日あたり承諾の返信を出すことにした。まあ、何とかなるでしょ。でも、テーマが「勉強」なんだよねえ。明らかに人選ミスでしょと思ったのだが、たぶん勉強とは縁のない奴の考えもあったほうが面白いという編集部の意向なのだろう。

 腰がこういう状態なので、来週の連休に行くはずだったゴルフもやめることにした。もうこうなると4ヶ月くらいは遊んでない勘定になるのか。何だかちょっと慣れたな。問題は執筆ができないことだ。やる気がないわけじゃないから、それが苦しいといえば少し苦しい。

 何か楽しいことがないものかな。競馬はこの一ヶ月くらいあんまり調子がよくないし。「アメリカンスナイパー」を見に行きたいが、映画は危険きわまりないし。トップ24からの「アメリカンアイドル」かなあ。あとはネットの買い物で、古いのを買って聴くくらいか。メリー・クレイトンとかリサ・フィッシャーとか、買う奴なんかいないみたいで、お店のほうから「在庫がありません」とか言われちゃう。

 今日はT氏からいいアドバイスをもらった。PCに向かうときにはタイマーをセットして、30分とか1時間で鳴るようにすると。そしたら、軽く運動して筋肉をほぐすと。これはなかなかいいねえ。仕事柄、人にアドバイスをすることはあっても、自分がもらうことはまずないからね。こういうのは、すごく得した気分になるものだな。

 サッカー、ハリルホジッチが会見をした。前回書いたように、この人選はいいと思う。しかし、選手がねえ。
 何でも、外国人監督にすれば、日本ほどやりやすい国はないらしい。とにかく、自分の言うことは何でも素直に聞くわけで、これが外国だと、代表クラスになればなるほど我が強くて大変。わざと負けて解任させるなんてこともされるし。
 ハリホジ(勝手に略称)の考え方もいいし、歴代監督の中でも実績は一番だし、選手は秩序を守り、言うこともよく聴くけど、今はとにかくレベルが低いからなあ。彼の求めるハードワークができるとすれば、山口蛍、長友、岡崎、武藤、現有戦力ではこれくらいか。ま、じっくりと見ていこう。サッカーは、これから3年間、三寒四温が続くのではないか。僕の腰のほうが先によくなりそうだ。

 

菅野所長のエッセイ:先のことを考えよう


2015.03.06

 災いはいつ来るのかわからない。まったく予想だにしないな。

 話は1週間前にさかのぼるのだが、水曜日の夕方くらい、椅子からちょっと腰を上げたら、いきなり腰がガクガクとなった。この忌まわしい感触にははっきりと覚えがある。ぎっくり腰だ。何も悪いことしてないのに、何でこうなるのだ。急ぎ、コルセットを買ってきてもらって、湿布をした。何とか面接を終えて、帰りはタクシーだった。

 翌朝にはだいぶ治まった感じがしたが、もちろん完治などしない。散々悩んだが、金曜から京都のほうに行く予定はキャンセルした。行こうと思えばいける感じもするが、新幹線に乗っている自信がない。あんなかたちで2時間以上も座っていたら、着いた頃にはどうなるか。東さんと先斗町に行く約束もあったが、お座敷はもっとも危険であるし。

 思い返せば、去年の11月の終わりか12月の始めかに長崎に行って以来、何の遊びも楽しみもなく、この日を目標にひたすら仕事をしていたのだったがね。無念である。しかたないから、予定の4日間くらいは腰の養生に当てることにした。その間は、今頃はみんな先斗町で楽しくやってるんだろうなあとか考えてしまう。

 で、まあ、家で寝てる分には平気なので、だいぶよくなった感じがしたが、いざ今週仕事に来るとそうでもない。やはり座るっていうのがよくないんだろうね。昨日なんかは、帰りの電車がつらかった。はやく日曜が来てほしい。

 何も悪いことはしてないと言ったが、過去のぎっくり腰は、ものを持ち上げたり、ゴルフで無理なスウィングをしたり、不用意に腰をかがめたりとか、自分でもわかる明らかな理由があった。以降は十分に気をつけているので、この10年以上はなかったよなあ。たぶん、15年はなかったぞ。

 で、今回の原因だ。ベースとしては老化の問題があるとして、それは除外すれば、執筆作業がいけなかったのだろうと考えられる。この3ヶ月くらい、一年でやるペースのはずなのに、半年のペースになっていたわけだが、結局、PCの前で根を詰めてる時間が長かった。そうしていると、いつのまにか筋肉が固まってしまい、何かの拍子にこういう事態が引き起こされたのではないかと思うのである。真面目にやっていてもいいことがない、こともある。
 こういう静かな作業であっても、今はあまりやってはいけないのだな。しばらくは、執筆もかなり減速しよう。

 ま、しかし、自分でも感心するほどあきらめはいい。何でもまあしかたないかと思ってしまう。このへんは便利な性格だ。今回は残念だったが、3月のゴルフはできるようにしないとなと、それを考えている。夏には北海道で学会もあるしな。楽しいことを考えよう。
 
 楽しみといえば、「アメリカンアイドル」はベスト24が決まってこれからしばらくは楽しめる。問題はサッカーだ。女子代表を見たら、とんでもない有様で、澤以外、4年前のメンバーと1ミリも変わらない布陣。まったく、この4年、佐々木は何をしてきたのだと呆れる。その下の世代もひどかったが、これも監督の力のなさがよく見えた。
 男子A代表は、ハリルホジッチ監督が内定したようだが、チームづくりのためにはなかなかいい人選のような気がする。あのオシムも推薦したというし。ただし、今の選手の顔ぶれではどうやっても結果は出ないだろう。4年後くらいを見据えて、大幅な入れ替え、20代前半で固めたほうがいい。どんな組織でもそうだが、つねに先を見ていないとね。ああ、それは一個人にも当てはまるな。目先のことばかり考えないことだ。
  

菅野所長のエッセイ:今年のアイドル


2015.02.20

 確定申告の季節だが、今年はいつになく早く終えてしまった。結果、あまり税金を払わないで済んだが、それだけ収入が減っていることを意味するのでちょっと複雑。

  今週も空いている時間に粛々と執筆を進めている。一年がかりでやる予定だったが、このペースで行くと半年で終わりそうである。それでは速すぎるかもしれないが、まあ、そのうち失速するだろうしね。3月は忙しいし、できるだけ2月にがんばろうと思っていたが、来週で終わりじゃないか。来週末には関西に行ってしまうので、好調子もそこまでだなあ。まあいいが。
というわけで、来週はこのコラムはお休みの公算が高い。

 国会でヤジを飛ばすという幼稚な首相のおもちゃとなりつつあるこの国は、ますますきな臭くなっていく。ただの首相なのに、大統領気分だな。
 幼稚といえば、今週、秋葉原無差別殺人事件の死刑確定というのがあった。当時、加藤を神とあがめた大バカな連中がいたが、例の名大女子学生あたりにも影響はあったようだし、ごく一部のことであるにしても、何ともな事件である。あれから7年くらい経ったわけかな。被告のメンタリティはともかく、ネットの反響からひとつ思ったのは、結局、現代において、「神」というものがいかに下落してしまったのかを示しているということだった。AKBの「神セブン」しかり、やたら簡単に神となってしまうわけで、ひょとしたらそれはイスラムにおいても一部同様なのかもしれない。
 でも、仏の風刺画を本にするというので、出版社に在住のイスラム教信者が抗議をするのはまことに正しい。あんなに嫌がってるんだから、からかうようなことはしないほうがいいよね。仏教やキリスト教とは違うんだから。

 グラミー賞は今年も低調な感じだった。そのグラミーを総ナメしたサム・スミスが今週は来日してたのでちょっとびっくり。予定のことなんだろうが、なんとまあタイミングのいいことだ。この人が「ジャージーボーイズ」に出ててもぴったりな感じ。しかし、グラミーを総ナメするほどのものか、疑問だ。やっぱりアメリカ音楽界もいまはそれだけ低調なんだなと思う。

 とはいえ、この季節、例によって「アメリカンアイドル」シーズン14が始まった。まだハリウッド予選だが、今年は去年よりもかなりレベルが高い。この番組は、地方予選、ハリウッド予選のほうが面白い場合が多いのだがね。14年目に入ってもまだまだ衰えないなあ。視聴率が下がっているとは言うが、たぶんそれはプロデビュー時のプロデュースに問題があるからだ。せっかく、いい人材を発掘しても、あれじゃあなあと、キャンディス・グラバーのデビューアルバムの残念な結果を思うと腹立たしくもある。もっとスターを輩出しないとね。やはり審査員にデビッド・フォスターあたりを入れるべきだろう。ま、しかし、今回はかなり楽しめそうなので、それはよかった。

 アカデミー賞授賞式が来週明けにあるらしいが、候補に「アメリカン・スナイパー」がある。監督はイーストウッドだ。まだ観てないので、映画史上の名作「グラントリノ」よりいいのかどうかはわからないが、まあ、ほかの監督の作品よりは数段上をいくのだろう。いつもそうだからね。ほんとにとんでもないな、この人は。84歳、公私ともにますますお盛んである。僕も、「私」は悲惨なものだが、「公」ではがんばらないとな。やっぱり、半年で片づけちゃうか。

 日曜は今年初のGⅠだった。ダート王決定戦、フェブラリーステークス。ホッコータルマエが出ないから、④コパノリッキーが不動の大本命。2,3着は何が来てもおかしくないが、⑩ベストウオーリア⑪ワイドバッハか。次いで、調教がいい①ローマンレジェンド。あとは全頭3着候補。
 3週前に、WIN5を当てた。次週は、WIN4まで行って、残り1レース。3頭買っていたが、ダメだった。先週も同じパターンで、3番人気,4番人気、7番人気、3番人気と当ててきて、最後は一番人気が来てもかなりの配当が見込めるとぬか喜び。実際、直線半ばまでは歓喜の声をあげていたのだがね。半馬身差の2着。これはほんとに残念だったなあ。でも、何か運気が来ている感じはあるんだよなあ。と、懲りもせず、ギャンブルの罠にはまりこむ僕なのだった。

菅野所長のエッセイ:日本の順位


2015.02.13

 一時期のスランプを少し脱した感じで、今週はぐいぐいと仕事を進めている。1年かけてやる予定だったが、これならだいぶ早まりそうだ。もしかしたら、まだこの先にも、昔からあたためている案件をやれるかもしれないと欲が出てきてしまった。いやぁ、やっぱり無理かな。原稿のことを考えると夜眠れなくなることもあるので、ちょっと減速する必要もあるのかもしれない。今日は面接忙しいし、空いてる時間がない。それでいいのかも。

 こんな季節に調子がいいのはひじょうに珍しいのだが、もう自分には仕事しかないと思ってるところがあるからだが、もしや死期が近づいてるから、急いでるんじゃないかなどとバカなことを昨夜は思ってしまった。ま、体調はべつに普通。月末に関西のほうに行って、悪友たちと会うことだけを楽しみに、黙々と仕事をこなしているだけなのだ。

 今週はいろいろ気になったことがあったな。「国境なき記者団」なるところがあって、世界の報道の自由度ランキングを発表。日本は61位ということで、韓国が60位というのを聞くと、それはおかしいだろと感じるわけだが、ひょっとして世界的な基準から見たら、日本も韓国も大した違いはないのかもしれない。やはりそうなんだろうな。

 先日ニューヨークタイムスが、日本は人質事件を利用して軍備増強しようとしていると当たり前のことを書いたが、日本の大手メディアにはこういう論調はない。散々朝日をバッシングし首根っこを押さえつけた首相は、一方で読売のナベツネと蜜月関係はますます深まっているようで、ああいう人質事件のすぐ後でも仲良く会食。お褒めの言葉でももらって悦に入っているのか。

  米軍基地、辺野古移転の件についても、沖縄と信頼関係を築いて云々と口だけはそういうが、面会を求める翁長新知事とは絶対に会おうとしない。何か、今度辺野古のドキュメンタリー映画ができたらしいが、その反対運動も激しく妨害されているようだ。ほんとにできるなら沖縄には独立してほしいし、そうすべきだと僕は思っているのだがね。これは高校生のときからだ。

 明るいニュースは、172センチの小兵ながら相撲界に果敢に入ってきた宇良和輝。学生相撲のチャンピオンというわけではないが、その相撲ぶりはとんでもない。舞の海をはるかに超える身体能力、スピード。ジャニーズ並みにバク転、バク宙までできるのだ。頭もよさそうだし、超のつく人気者になるのは間違いなし。まるで見所のないいまの相撲界だが、宇良が出るとなれば、TV中継放送前から満員になるんじゃないか。数年後に宇良が入幕でもしたときには、そりゃあもう大騒ぎだろう。

 一方、サッカーは暗い。アギーレ問題で、上層部は自ら減給処分を決めたが、辞めるとはいわないしねえ。後任もいい人材はない感じである。彼らにはパイプがないんだよね、結局。日本の外交と同じ。それに、W杯が終わったとき、日本サッカーは長い低迷期に入ると僕は予言しているが、そもそも手の打ちようがないのである。次があるとすれば、本田、長友世代が交代するときかな。

ああ、いま気づいたが、サッカーも、報道の自由度も、世界での順位は同じくらいだ。意味深な感じ。

 

菅野所長のエッセイ:少し新たな気持ちで


2015.02.06

 ああ、忘れそうになった。明日は栃木に行くのでこれが書けなかったのだった。
もう8時も過ぎているのでちょっとだけ。

 人質事件は残念な結末になったが、ヨルダンも、世論およびアメリカの意向を優先するしかないので致し方ない。やはりわざわざこういう事態を招いた首相と政府が問題である。国会で外相が広くは日本も有志国連合であると答弁したりして、そっちへまっしぐらである。

 世界のどこからもほとんど敵視されずにやってきた今までは何だったんだろう? 一番の防衛は敵をつくらないことだと思うのだが、首相は中韓、イスラムとケンカを売り続け、今回は日本にもテロの危険があるということになってきた。イスラム国に日本国内でテロをする体力と意欲はほぼないとは思うけど。

 しかし、そんなに戦いたいのかねえ。たぶん戦う姿勢を見せる勇壮な自分に酔いたいのだろうが。世界の指導者、とくに先進国の指導者はもっと繊細だよね、実は。ときに弱気な姿勢を見せたり、ときどきで多様な顔を見せる。安倍首相は違うもんな。窮地に陥るほどムキになる。子どものメンタリティだね。そのまま大きくなっちゃった。やっぱりランドセルを背負わせたい。

 ところで今週は睡眠がもう一つ良くない。日曜に仕事があったせいかな。疲れちゃって、帰りは電車寝過ごしたし。今週はきちっと休もう。明日はちょっと遠くで仕事だが、いつもよりは早い時間に帰れるはずだし。

 最近はドラマ「クリミナルマインド」がお気に入りだ。FBIの行動分析官、プロファイラーの話。「24」とか「プリズンブレイク」よりも大人向け。見終わったときの感覚が断然いい。こういうのは読後感じゃなく何て言うんだろう。ほかのドラマでは、ほんとにどうしようもない人間がどんどん出てくるのだが、こちらではそういうのはほぼ犯人だけである。嫌悪感は残らない。すごく長いシリーズになっているのもうなづける。

 心理行動分析だから、自分の専門と近いわけだが、はっきり言って分析自体は平凡である。で、むしろ決め手になっているのは洞察力。その点がいい。こいつは犯人じゃないとか、たいした根拠もないのに判断する。説明はうまくできないのだろうが、これが現場にいる者の力だよと思うのだ。

 そういうわけで、明日は朝から出かけ、夜には「クリミナルマインド」を観て、競馬の予想をする。なかなかいいねえ。先週、珍しく競馬で大きいのをとって、だいぶ取り戻したし。そうこの前はいつだったかわからないくらい久しぶりにWIN5を当てた。配当が残念だったが、まあよしとしよう。

 

菅野所長のエッセイ:情報疲れ


2015.01.31

 人質問題は思ったよりも長期化してるなあ。しかし、交換要求はまだ希望がある。でも、ヨルダンのパイロットが生きているのかは定かではないし。

 とにかく、政府がどのような交渉のしかたをしているのかだが、けっこう張り切ってやっているように見える。まあ、政権としてはどう転んでも悪くはない。助かれば、国民は喜んで支持率はアップするし、助からなければ、「世界はこんなに危険だ。だから、憲法を変えなくてはいけない」と主張できるし。
こういう出来事で誰が得をするのかを考えると、やはり未必の故意と言うべきではないかと僕は思うのである。「テロには屈しない」なんて言ってたのもあっさり変えるしね。ま、そのへんは誰でもわかることだろうが。

 そもそも「テロには屈しない」というのは当たり前であって、それは「屈するべきでない」という意味で、誰でもそう思うことなのだ。アメリカやイギリスも「屈しない」「交渉しない」とは言うが、水面下ではいろいろとやるのであってね。実は建前に過ぎない。そんなことを声高に言っても何にもならないのだ。

 暗い夜道で強盗にあって、ナイフや銃を突きつけられたら財布を渡すしかない。それは恥ずかしいことではない。許されるなら、せめて現金だけにしてくれとか交渉することもできる。イスラム国に2億ドルやるくらいなら、ヨルダンにあげるほうがいい。あちらの国の事情もなかなか複雑だから、日本の都合のいいようにするには何パターンかの「交換」が必要となるだろう。

 どういう結果になるにせよ、その後のパフォーマンスに気をつけないとな。そもそも、危険だとわかっているのなら暗い夜道を歩かないようにするのが常識だが、わざわざ挑発に出かけるような人は国家にとって危険な人物と言わざるをえないのでないか。
 何だか情報を追うのにも疲れてきてしまって、僕としてはその後のことに頭が切り替わりつつあるね。結局首相のパフォーマンスに巻き込まれてしまった感じだ。

 というわけで、最近は自分の仕事に集中しようとしているが、どうも思うようには進まない。推敲に次ぐ推敲で。でも、何とかしないとな。せっかく時間がわりと空いているのだから、2月中には100枚分くらい書いて格好をつけたいと思っているのだ。
 今年の冬は、いまのところだが、いつもに比べて調子がいいような気がする。夜もまあ眠れるし。全体的に暖冬なのが好影響なのかも。ああ、それと年末年始に完全に閉じこもっていたのが良かったような気もするなあ。やっぱり休みの日は生産的なことはしないことだな。と思ったが、明日は仕事でここに来なくてはいけないのだった。いつもより朝が早いのが心配である。

 

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