楽しい食事には罠がある


2020.02.14

先週はコラムのことをすっかり忘れていました。すみません。翌日大阪に行くことで頭がいっぱいになってしまったもので。

今年になって初めて遠出したのだが、大阪もまた人が少ない感じである。中国からの団体旅行がないせいだろう。
今回気づかされたことはウィルスの感染経路についてだ。
一泊目のホテルでは、朝食のときに券を渡すと、すでに決まっているセットを運んでくれたので気づかなかったが、2泊目のほうは普通のビュッフェスタイル。食堂は空いていて、のんびりとおかず等を取り、一人で食べていると、後ろ側に中国人の4人家族がいた。団体旅行でないと静かなものである。でも思い返すと、この家族は僕よりも数分前にビュッフェで食べ物を取り分けていた。このときは静かだから気にしなかったが、通常中国人や韓国人の団体がいる朝の食堂は、バーゲンセール会場のようなけたたましさである。あれもこれも皿にこれでもかと食べ物を盛っていくのだが、それも大声でわめきながらなのである。だから、僕はそういうホテルでは昼食を取らないことも多かった。いまもしもそういう光景があったならば、そこにいるかもしれない感染者の大量のつばが食べ物に降り注ぐことを思うだろう。
いやあ、これはやばいなあ。食べるときにはマスクなんかしないし、確実に自分の体内に入る。どんなに手を消毒しても無意味だ。
一般的な感染のイメージとは、近距離からの飛沫が、口や眼に入ることだが、そんなのよりも実は食事による感染が一番多いのではないかと思った。ビュッフェとか、焼き肉、鍋とか、向かい合い、同じものを取り分ける形式の食事だ。つまり楽しい食事ほど危険。一人淋しい食事は安全。まあ、感染者がいればの話だが。しかし、子どもがインフルエンザに罹り、それが家族に及ぶというのはおそらく食事の問題ではないかと思われる。
一説によれば、武漢で爆発的に感染が拡大したことの要因として、すでに何人かの感染者が確認されていた頃、武漢ではこの季節の恒例行事である市をあげての大宴会が行われたことが挙げられる。VTRで観ると、テーブルにはそれは豪華な食事が並び、参加者は4万人。日本で言えば超豪勢な芋煮会みたいなものだな。ここで感染が一気に拡大したという説なのだが、僕はこの説が本命だとにらんでいる。つまりは、行政や当局がこのウィルスをなめてたわけで、少なからず人災という側面もあるのかもしれない。
慎重を期すならば、旅行先でもどこでもビュッフェには手を出さないのが賢明だろう。
日本での高い感染率を見て、中国国民も当局が発表する数字が怪しいと思っているようだ。やはり本当のところはあんなもんじゃないだろう。それと同時に、WHOの言うことも当てにならない。事務局長と中国とのつながりは深く、ネット上では罷免の署名が50万を超えているという。中国本国でも、弁護士や著名人50人が署名して当局を非難。最近では珍しいことだ。事態は中国の体制を揺るがすものとなりかねず、だから周近平は本当の数字を出さない。どこの権力者も同じだ。
それぞれの政府の思惑とは違い、ちょっと前には、日本に来ている中国人がマスクの爆買いをするなか、あるドラッグストアがマスク売り場に「中国加油!」の張り紙を並べた。これを見た中国人の多くがネットで日本人に感謝の意を示していた。いいことだな。
先日自民党が中国に義捐金を贈ろうとしたことはいいのだが、その額、議員一人5000円。まったくせこいというか何というか、そして、ある中国嫌いの右派党員たちはこれを拒否というのだからねえ。韓国の場合もそうだが、他国との友好はいつも政治に邪魔される。
今の政治家の能力、定見については、深刻な問題だ。首相からしてまんまと辻本清美の挑発に乗り、またもやヤジを飛ばし、来週には謝罪することになるんだと。国会で首相がヤジを飛ばすなんてのは前代未聞のことだったが、これで何度目だ。
むかし、その後都知事となった青島幸男が国会の初答弁で「佐藤首相は財界の男めかけ」と発言したとき、当の佐藤栄作はゲラゲラと笑っていた。ずいぶん図太いもんだなと僕は思ったものだ。たぶん内心は穏やかではなかったはずだが、小物の言うことにムキになるなど沽券にかかわると思っていたのだろうと思う。あれはあれで政治家の胆力を示すものだし、普通の革靴で田んぼの中に入っていって農夫と握手する田中角栄にしても、それが彼流のパフォーマンスと知りながら、その姿勢には政治家としての豪気があったのだ。
現在、そんなことを感じさせる人は一人もいない。

マスク信仰の構造


2020.01.31

いやはやひどい事態だなあ。武漢から来た在留日本人は、飛行機代等自己負担だったし。しかも、ちゃんとした隔離をしない。まったく危機管理能力ゼロだな。このところの災害時の対応とかぶる。邦人保護費用というのが400億近くあるのに、それは「平時」のためにあるから使えないと外務省。こういうときこそ税金を使えなくてどうする。それなら「桜を見る会」中止で浮いた金でも使えっての。国民を守るなんて意識はまるでないことがよくわかる。と思ったら、ようやく政府負担の意向がでた。言われなきゃわかんないどこかの誰かさんと一緒。いや、言われてもわかんないかな。
水曜日のことだが、第1便で帰国した人たちは千葉の勝浦のホテルに行った。僕はよく知っている。勝浦にはシングルのホテルがほとんどないのだ。と心配していたら、やっぱり相部屋だと。正気の沙汰なのか。
この第1便が羽田に到着するとき、テレ朝、TBS、フジは中継していたが、日テレのみ能天気な番組を継続。ああ、政府と日テレの空気感はほぼ同じと見ていいのだなと思った。そもそも日テレは、モリカケにしても何にしても、政権に不利なことは報道はすれど追及はしないからな。あの百田尚樹でさえこの件では批判しているのに。
そしてNHKを見ると国会中継。野党はこんなときにも「桜を見る会」を追及していた。そりゃ審議のスケジュールは国対で決めてあるにせよ、これを火急の国難と見ないといけないだろうに。議題を変更して超党派での緊急決議を迫るべきなんじゃないのか。野党がこんなだから、あんな政権でも「他にないから」という支持があるんだよな。
金曜の朝、日テレを見ると、どこぞの専門家らしき奴が、「政府の対応はよくやっている」と驚きの見解を述べた。このとき、MCの加藤浩次が何とも微妙な表情を浮かべたので、一瞬期待したが、やっぱり仕事は失いたくないもんね、「そうですか」と答えた。怒れ、加藤。罵倒せよ、加藤。加藤浩次から怒りを取ったら何があるのだ?

とにかく甘く見すぎ。致死率こそ(今のところ)低いものの、SARSのときよりも感染速度はかなり速い。そして感染力がとんでもなさそう。1便の帰国者200人の中で陽性が3人という割合には驚きである。2便では感染を疑われている人が26人だったか。

スペイン風邪は古すぎるが、1960年代の香港風邪くらいの感染禍なのか。あのときは、日本にはそんなに外国人が来ない時代だったからね。状況が相当違う。スペイン風邪の頃は、人々の渡航手段は船だけだったし。
だから、まだよくわからない。一応SARSが比較対象とはなる。SARSのとき、発生からピークまでは2~3ヶ月あった。今回もピークは4月くらいではないかと言われている。まだ始まったばかりなのだ。しかも、インフルエンザの季節であり、なおかつ花粉の季節がやってくる。こりゃたいへんだ。
銀座はあいかわらず中国人が多いわけだが、観察すると、半分くらいはマスクをしていない。おもに個人旅行客だけど。マスク不足もあるだろうが、日本は安全だと思ってるんだろう。日本人がいくらマスクしてても、感染確率が高い連中がマスクをしなければ意味がない。マスクは予防としてはほとんど効果がなく、感染者が巻散らかさないほうに効果を発揮するのだ。実際の感染経路というのは、ほとんど手らしいからね。
おそらく「封鎖」された武漢からは、かなりの人数が他省に、富裕層の一部は外国に脱出をしているはずである。人口1000万のうち、すでに半分はいないとも見られている。「出るな」と言われて、おとなしく従うような国民性じゃないからな。国内で行きやすいのは重慶か。でも、できるだけ遠くに行こうとするよね、こういう場合。外国なら韓国、日本だ。
武漢直通じゃなくても、日本には感染者がかなり入り込んでいるという前提で対処するほうがいい。致死率が低いとは言うが、まだ初期段階。当初は年寄りばかりが死ぬと言われたが、サンプルが増えるとそうとも言えなくなってくる。しかも、ウィルスは変異するのが常識だから、より強力になっていく可能性だってあるし。
こうした定見を政府は持っていない。政治家がそうなのは分かり切っているけどね。「募っているけど募集ではない」とか「育休だけど休みではない」とか言う連中だからな。
しかし、厚生官僚の対処がひどい。これとは関係ないが、京都大学山中教授に喧嘩を売ったおばはん審議官とか、もう話にならない。しかも不倫旅行のついでにやってんるんだからねえ。医師資格を持っているとは言っても、ペーパードライバーも同然。乗れるのは精々軽自動車のサンデードライバー。それがFⅠのレーサーに圧力かけるとはね。もう不敬罪といっても過言じゃないぜ。
これは何だな、確実に製薬業界との癒着が推測できるな。不倫相手も含めて、叩けばほこりがでるんじゃないか。
それにしても、山中教授だから返り討ちにあったが、過去にはもっと無名の研究者たちの多くがこうした不条理な被害をこうむり、無念の思いをしてきたのだと思う。そういった僕たちの知らない出来事の中に、業界との根深い癒着を背景として、国益などまったく省みない政治家や官僚の暗躍がそこにあるのだ。そして、それをリードする暗愚な政権首脳の姿が浮かび上がるのである。
今朝、電車内ではマスクをしていない人が明らかに増えていた。僕と同じように、みなマスクは大して意味がないことを知ったからではないか。花粉は多少別なんだろうが。僕はインフルや花粉対策として、マスクを使うことなどなかった人間である。先週末から数日かけたけどね。今はまた外している。

そういうマスクとは縁のない人間だからか、昨日、なぜこうも人々の間でマスクへの信仰が確立しているのかという問いが生まれた。その答えはまあわかるよね。一口で言えば洗脳と言うことになる。

底なしの国


2020.01.25

先日、お年玉年賀はがきの抽選があるとニュースで知り、久しぶりに確認してみた。もう10年くらいは見てなかったかも。そしたら、下2ケタの切手シートが5つ当たっていた。よくわからないが、なかなか高確率ではないのか。一度4ケタくらいのが当たってみたいものである。来年もチェックしてみようかな。

さて、この1~2年、韓国や中国の歴史ドラマにはまっていることは何回か紹介しているが、先日は、いくら何でもこの悪だくみは無理がありすぎて、周りも賛成しないだろうと思ったところ、それが通ってしまったという展開がある。
そのときには、やはり韓国ではこういう無理筋でも通るんだなと感じただけだったが、その後ふと思うと、いまや日本でも同じことが起きていることに気づき、ちょっと愕然とした。桜を見る会やモリカケのデータ破棄、改ざんなど、小学生くらいでもウソとわかる隠蔽がまかり通るわけで、これはドラマの王や重臣が陰謀を企み、それに部下が追従していくのと同じだ。
考えてみれば、どんな悪だくみも、賛同者、追従者がいなければ成立しない。その賛同者とは、ドラマではちょっと下位の臣下であり、今でいえば官僚の部課長クラスだ。
名簿管理がなっていないということで、内閣府の人事課長たちに給与減額などの処分が下されたが、しかし、安倍政権のよき協力者として、陰で金は補填されるか、やがてもっといいポストに就くことが約束されているのではないか。そうでなければ、早晩データがマスコミに流れるはずだ。菅原、河井夫妻などの不正発覚はリークに決まっているからね。部下たちが裏切らないようにするには手厚くする必要がある。
だから、そうはならないんだろう。こうしたことで処分を受けるのは今や官僚の出世コースだな。まったくなんてことだろうか。国民を欺いている連中は公務員じゃなくて「私務員」だな。何かいい呼び名ないか。
これは公務員制度という大きな問題なのかもね。公務員て、一度なったら99%くらいは一生公務員なんでないの? もっといろんなところに転職したりできるようになったら、ちょっと違ってくるんじゃないの? 彼らには自由というものがないのだ。ひたすら自由に生きることを望んで生きてきた僕なんかとは違いすぎる。

僕なんかいつも辞表を胸に秘めつつ仕事してきたもんな。(実際、半年くらい胸ポケットに入れて仕事をしていたときもある)そうやっていると、ほんとに嫌な仕事はしないで済むね。もう昔の話だが、TVやラジオなど、メディアの仕事などはときどきほんとに嫌になるのがある。アホなディレクターに当たると、バカなことばかり言わせようとするので、そういうときには無視してたな。そうすると、次は呼ばれないのだが。とにかく、そういう世界をよく知っているから、TVによく出る学者や文化人は、ごく一部を除いてほとんどが魂を売り渡してることが理解できる。
まあそれは余談だ。とにかく何かいい仕組みを作って、公務員改革というものができたらいいなと思うのだった。
このまま行くと、日本も中国化していく可能性はある。現政権が親和性を持っているのは、周近平政権であり、トランプ政権だ。そこではどんどん自由が失われていくだろう。中国などは、監視システムが進行し、14億人の国民全員を監視する方向に向けて着々と動いている。スマホの購入時には顔をスキャンすることが義務づけられており、GPSどころではなく、どこにいても監視カメラで見られ、特定されてしまうのである。これはもう”パノプティコン”どころではないな。この時代にフーコーが生きていたらどのような考察をするのだろうか?
中国と言えば、新型コロナウィルスのパンデミックだ。もう全土に広がっているらしいが、春節となって大移動するから世界中が危険。とくに今や銀座は中国人であふれかえっているので、怖いものがある。センターの周辺には次々にホテルができているし。飛沫感染とは言っても、中国人は大声でしゃべるからねえ。世界でも1、2を争うスプレッダーと言えよう。僕は銀座を歩くほんの数分だけだが、マスクを着用している。

ここからは妄想になるが、政略として武漢在住の中国人を日本に大量に送られでもしたらたまらないな。むかし、中国国民全員が一斉に椅子から飛び降りたら、その衝撃で日本は津波で沈没するという話があった。あくまで都市伝説的なものだろうが、しかしひょっとしたらあり得るのではないかと思わせるほどに、中国という国のポテンシャルは底が見えないものがある。人口1000万超の都市を封鎖するなんてことができるのもこの国ならではではないか。これって、「バイオハザード」とかの映画の世界でしょ。

音楽の力


2020.01.18

東京は今冬一番の寒さかな。午前中は雪混じりで、歩いていても手が冷たくなる。こういう日にゴルフの予定がなくてほんとうによかったと思う。

1月17日、阪神淡路大震災から25年。それからもう25年も経つのか。合掌。

今では神戸市民の40%は震災を知らない世代だということだ。

 

 
先日、再放送だと思うが、ロン・ハワード監督のビートルズのドキュメンタリー映画を観た。僕はストーンズ派なので、さほどに詳しくはないのだがね。でも、東京オリンピックは1964年だが、この年あたりを中心としたものだったので時勢的にも面白かったし、やはり、ビートルズが巻き起こしたものは革命的なことであったと改めて思う。

まあ、1966年頃までのことだから、音楽的には大したものではない。「サージャントペパーズ-」や「アビーロード」といった名盤中の名盤は、彼らがスタジオ活動になってから生まれたものだ。以降ライブをやったのはビルの屋上でのゲリラライブだけだ。
この映画の中心はあくまで1966年までのライブ映像。そのライブ時では、「ヘルプ!」から楽曲が格段によくなったんだなと思う。詳しい人はどう思っているのか知らないけど。
その頃までのビートルズだから、音楽的には大したものではない。それよりも、彼らが及ぼした社会的な影響に大いに心を動かされる。とくに、アメリカでの公演で、当時アパルトヘイトが普通だった会場に対して、「そんなのバカげてる」「それならやらない」と言い放ち、アパルトヘイトを撤廃させたくだりだ。これを機に、南部の会場も皆アパルトヘイトをやめるのである。
アメリカの人種差別の問題は、おもにキング牧師を中心とした公民権活動によって解消されてきたとみな思っているが、それよりもビートルズのほうが先んじているのだ。人種問題を思想が駆逐するのではなく、金儲けが駆逐するという、資本主義ならではの平等というものがここに現れる。これが何とも興味深かった。
共産主義が必ず独裁や差別を産み出すように、思想というものの頼りなさ、危うさに対して、資本の力は何と明快だろうか。そして、音楽がある種のユートピアを創るという考え方も、単純に音楽の力ばかりではなく、資本が介在して初めて可能となるのだろう。実際、音楽産業はつねに巨大な金が動いているのだ。ただし、よい音楽が何事かを動かす力を産むわけで、それを総じて音楽の力ということである。
以前アメリカで最も差別のない場所は軍隊であると聞いたことがある。差別の撤廃とは思想によって為されるものなのかどうか、よく考えれば、そもそも差別は思想によって産まれるものではなく、力によって産まれるものだ。だから、それに拮抗する力がなければ差別はなくなりはしないのだろう。
まあ、そんなかたい話は抜きにしても、この映画は面白い。ビートルズの来日は後回しだったのは、やはり当時の日本は音楽産業が未開だったからだろう。クィーンが日本で火がつきそれが世界に広がったような後の時代とは雲泥の差だったのだ。しかも、当時、ビートルズが来るということで、日本に入れるなと右翼が大騒ぎした。幕末以来の攘夷運動だね。
今観ると滑稽なことだが、当時はビートルズの短いマッシュルームカットでも大問題だった。映画では、少女時代のシガニー・ウィーバーが映像にとらえられて、それがものすごくかわいい。ウーピー・ゴールドバーグがライブに行く経緯もなかなかハートウオーミングである。

今年はオリンピックイヤー。そして、東京となると、僕はいつも1964年あたりを思い出すのだ。

正月の鐘


2020.01.10

あけましておめでとうございます。

とは言え、もはや正月気分は消え去り、誰もがいつもの日常にかえっていることだろう。僕はだいたい遊んでいたが、今週、初出勤の日は体調が思わしくなく、情けないけど休んでのスタートとなってしまった。その前日まではむしろ体調管理がうまくいったと思っていたのに、どうもよくわからない。
年末に宮崎に行ってきたのだが、やはり外国人が少ない感じがする。九州の観光は近年韓国からがひじょうに多いのだが、関係悪化により、それがほとんど来ない。大分県などは60%が韓国人。それがほぼゼロなのだからたいへんな打撃だ。結局、いくら人気があると言っても、依存している状態というのはひじょうに危険なのだな。
ここから思うに、観光でもっと稼ごうという国の姿勢もどうかなと思う。とくにカジノだな。アホな議員が逮捕されたので、横浜あたりは市民の反対がより強くなっている。当たり前だ。そもそも反対のほうが多いんだから。
観光では国は立て直せない。ギリシャみたいになりたいのか。かつて観光に依存していた向きがある函館は、イカ漁以外に生産手段をもたず、そのイカ漁が不漁となってたいへんなことになった。観光で楽をしているうちに、公務員が増えすぎたのも大きな要因だっただろう。
今は中国の富裕層狙いなのだろうが、韓国の例のように、いつでも関係悪化する可能性が予測できるではないか。IRは中国依存になるのが必定、これは怖いね。この立案自体が博打なんだよね。
年末年始、僕自身はのんびりとしていたのだが、世間的には、ゴーンの日本脱出があったり、イランとアメリカであわやの緊張が走ったり、あるいは、新年になって、退職代行の会社に依頼が殺到しているという話も聞く。とても慌ただしい感じである。
ゴーンの記者会見を聞いていると、泥棒にも三分の理というような感じで、日本の司法の欠陥を突いているところもあってそれには賛同できる。取り調べに弁護人が同席できないのはやはり不当であると僕は思うね。
まあしかし、世界も冷ややかに見てるんじゃないの。出すと言ってた政治家の名前も出なかったし。その辺が出て、それがほんとなら、「仕組まれた」という見解もあり得るがねえ。もっともクーデターはクーデター。それはゴーンの言うとおり。でも、別にそれ自体は悪いことではない。ただ、当時後継となった西川社長も、ゴーンと同じようなことをしてて退任に追い込まれたわけで、同じ穴の狢の争いとも言える。
困っているのはレバノン政府だろう。世界には引き渡しをしない国が3つあるそうで、レバノンもその一つ、困ったことにゴーンの故郷でもある。出国禁止にして守る姿勢を見せたが、国情もあり、助けてもメリットはなかったのではないか。
それにしても、楽器の箱に隠れて脱出したというのはまるで映画だな。滅多にない珍事件だ。次にやるときはぜひとも大きな鐘の中に隠れて欲しいものだ。鐘の中から「ゴ~ン」が登場すると思うととても楽しい。

来年はいい夢見よう


2019.12.25

私の仕事は今日で最後となる。今年はね。
ほんとは28日までなのだが、どうも何かを勘違いしてスケジューリングしてしまい、一足早い冬休みとなった。まあ、たまにはいいでしょ。
それにしても、今年の冬もあんまり寒くない。年間の平均気温は史上1位だそうで、過去平均よりも1度高い。平均気温のの新記録はほぼこの10年につくられているらしく、やはり温暖化と考えるのが妥当なのかもしれない。
しかし、最近何かと風邪を引きやすくなっている身としては、暖かいのはありがたい。加齢による衰えなのかなと考えるのが普通と思ってはいるが、一方で自分の気力や気持ちが弱っているせいかなと思う。
というのも近頃悪夢ばかり見るからだ。
よく覚えているところでは、2週間前、仲間とゴルフに行っているのだが、ゴルフ場とは言っても大きなアミューズメントパークみたいのに併設されているようで、人がやたら多い。そんな中で、スタートの1番ティーに行こうとするのだが、いくら探しても見つからない。もうスタート時間はとっくに過ぎているのに、僕はただ1番ホールはどこかと焦りまくっているのである。しかし、ゴルフ場の気配はどこにも感じられず、ただただ絶望的な気分になっていく。そんな夢である。いくら探しても見つからないと、到着しないというのは、この10年くらいの悪夢のテーマだが、このときの絶望感はひじょうに深く、目が覚めると呼吸が荒かった。
で、2日前のこと。またゴルフに行く夢だ。
今度は車に乗って、何とかインターを降り、ゴルフ場を目指している。湖の周辺にあり、場所は把握している。この湖を約半周すればゴルフ場だ。たぶん20分くらいのものだ。しかし、いくら走ってもゴルフ場がない。それどころか、湖畔に沿って走っているはずなのに、どんどん人気の山奥のようなところに行ってしまうのである。これはおかしい、かれこれ1時間は走っているのに、道も間違えてないのに、ゴルフ場はいったいどこにあるのだと、ものすごい焦る。
で、その焦りの中で、半分覚醒しいている自分がいて、「これは例の夢だ。このまま観続けると大変な思いをする。これは夢なんだから起きてしまおう」
と考え、そう思ったら目が覚めた。今度は呼吸も普通だった。
こういう類の夢を見るときはおよそ精神的によくない状態だ。ああ、だからすぐ風邪を引いちゃうのかなと思ったわけである。
で、競馬がダメダメなことも心に影響があるのではないだろうか。有馬記念では、アーモンドアイが惨敗だったし。
これで終わりと思っていたが、土曜日にホープフルステークスという年末のGⅠがあることを忘れていた。本命はコントレイル、これの1位固定の3連単でできるだけ稼ぎたいところだが。そういえば、ずっと前に、競馬場にいてどこを探しても馬券売り場が見つからないという夢を見たな。
いったい僕は何を探しているのだろうか?
というわけで、今年はここまで。また来年もTCCをよろしくお願いします。

今年の記憶


2019.12.20

今週は有馬記念かあ。いよいよ今年も終わりなのだな。
ただアーモンドアイを信じて買えばいいだけなのに、相手が迷う。
先週の朝日杯も3着には16頭立ての14番人気が食い込んできたしね。僕はパドックを観て、急きょスピードタイプだけの馬を選んでこの3連複を押さえることができたのだが。
⑨アーモンドアイの一頭軸で、②スワーヴリチャード⑤フィエールマン⑥リスグラシュー⑩サートゥルナーリアに絞ろうか。人気がなければ、⑪キセキ⑭ヴェロックスにも手を伸ばしたいかな。今回のメンバーは超豪華なのだが、海外帰りが多いのでそこが悩みどころなのだ。終わりよければすべて良しとは思っていないけど、ここらで大儲けができればとても嬉しい。
TCCでは木曜に忘年会があり、今年もなかなかの盛り上がりを見せた。とくに仮装が年々エスカレートしていくので、審査がとても困る。僕としては、この時期、ビンゴともども、忘年会貧乏になるので、ぜひとも有馬記念で取り返したいのである。
ザルツブルグ南野がプレミアのリヴァプールへ移籍。なかなかのビッグニュースだが、このところ、ザルツブルグからリヴァプールへの移籍は常態化している。南野もその流れに見事に乗ったわけだが、果たして世界トップクラスのチームでどれだけやれるのか、あまりに未知数だな。南野は、日本代表には欠かせない存在だが、24歳で今がピークという感じだ。次のW杯では中心となり得るのかどうか。そのあたりも懸念している。
一方、これも代表には欠かせないポルトの中島。移籍後なぜかダメダメだったが、このところ、ポジションが中央になってすばらしい活躍ぶりだ。中島が活躍できないなんておかしいと思っていたが、結局使われ方が悪かったんだよね。

そういう意味では、マジョルカの久保も、もうひとつチーム内で機能していない。代表でもいちばんうまいし、マジョルカでもそうなのだが、ボールが思ったほど回ってこないし、フリーキックはまったく蹴らせてもらえない。監督はそうでもなさそうだが、選手間ではよそ者扱いされている感じだ。
しかし、スペインの観客は久保の実力をよくわかっているようで、この間のバルセロナ戦では、バルサファンからブーイングを浴びるほどだ。かつてバルサの下部にいたにもかかわらず、レアルに行ったからブーイングされるのはわかるが、まだほとんど実績も上げてないのにね。それだけ、バルサファンも期待していたということだろう。この試合はボロ負けだったが、久保はよくやっていた。

ああ、しかし、この試合でのスアレスの超絶ゴールがいまだ目に焼き付いて離れない。

今年いちばんのゴールではないのか。いや今年どころではないかも。サッカーをよく知らない人もこれには驚くだろう。驚きたい人はユーチューブで観ればよい。

今年は、これと渋野の全英優勝パットかな。

類は友を呼ぶ


2019.12.13

番組史上最高のレベルと言われる「新アメリカンアイドル2」、今はベスト8が出揃ったところである。落ちてしまった中にももったいない人材がいたが、残った顔ぶれを見るとまあ文句はあまりないか。今回のハイレベルを象徴するのが、教会の息子でゲイのジェレマイア。エルトン・ジョンの歌をうたったときには、エルトン・ジョン本人が「息を呑むほど素晴らしい」と絶賛した。本命はこれだ。
次回ゲストは、番組出身にして今やクィーンのボーカル、アダム・ランバート。当時のアダムは図抜けてすごかったが、ジェレマイアもなかなかだと思う。
番組を盛り上げているのはレベルの高さもあるが、何と言っても審査員のケイティ・ペリーの存在だろう。これも番組史上最強の審査員だ。出場者も審査員も最強、とくれば当然人気も上がる。一時期は落ち込んだが、この番組はまだまだ続くな。
一方アメリカの議会では、ウクライナ疑惑についてトランプの弾劾訴追をやる構えだ。「権力の乱用」と「議会への妨害」が理由、はたしてこれを立件できるか。どのみち上院に行けば共和党多数で否決されるのだろうが、日本では、政治家に対してこのような弾劾ができないのでそれがちょっとうらやましい。日本では裁判官のみが対象だ。しかし、人事権を握るところまできた首相の大統領化を思うと、権力に対するチェックはより厳しくしなければいけないのではないか。

「反社会勢力は、定義できない」とわざわざ閣議決定してまで「桜を見る会」への追求を封じようとするなど、まさに権力の乱用だろうに。そもそも政府は10年くらい前にちゃんと定義して、積極的に普及に努めたんだよね。菅官房長などその中心だった。もうめちゃくちゃだな。
やっぱり、この問題は相当根が深いというか、やばい案件なんだろう。そのひとつ、ジャパンライフ会長と首相の付き合いは相当長く深そうだ。84年の外遊に同行しているくらいだから。ジャパンライフは、マルチ商法詐欺の会社だが、そもそも現政権自体も数々の詐欺を行っているのは明白だ。だから親和性もあるのだろう。まさに類は友を呼ぶのだ。

たとえば、消費税が8%に上がったとき、政府のつくったポスターにはこうある。

「消費増税分は、全額、社会保障の充実と安定化にあてられます」

この文言を見れば誰もが、全額が社会保障にあてられると思う。しかし、実際には、社会保障には2割、8割は国の借金返済に充てられていたのだ。つまりこの文言は「社会保障の充実と社会保障の安定化」ではなく、「社会保障の充実と(国の経済の)安定化」という意味なのである。しかし、それは隠されている文言であって、いつか追求されたときの言い逃れとして隠されてあったわけである。もうはなから国民を騙すために意図的につくったポスターであり、文言なのだ。こんなことを一般企業がやったら大変なことになるが、政府がやるとなぜか罪に問われない。
そんな彼らに対して、法も、常識も、正義も、すべて無力だ。成り行きを見ていると、どんなに犯罪を犯しても罪に問われないというゲームを見ているような感じだな。野党も半分はあきらめたほうがいいのではないか。さすがに、約75%が首相の言うことは信用できないということだし。次の選挙が香港の区議会議員選挙みたいになればいいのだが。

政治の世界は何も信用ならないのはもちろん、先週の競馬、阪神JCは「3強」が、3着、4着、6着と撃沈。またもや「何を信じていいのかわからない」という状態である。しかし、さすがにこれには参った。
今週は朝日杯フューチャリティステークス。これも評判馬がちゃんと来るのかどうかは疑わしい。馬の体型からは、③ペールエールがいちばん好きなので、これを厚めに買っておくか。③ペールエール⑥サリオス⑧タイセイビジョン⑫レッドベルジュールの人気馬を中心に、①ジュンスターボルト⑦ウィングレイテストまでが押さえ。

アホな連中はほっといて


2019.12.07

こういう季節になると、ああ年賀状書かなきゃいけないんだと思う。僕の場合は、宛先などが手書きなので正直面倒くさい。印刷なら楽だろうが、やはりそういう気にはなれない。でも、誰に送るのかも手違いが多くなる。年々。とくに喪中の人の場合、向こうからは来ないので、去年の年賀状からは抜け落ちている。自分が喪中の場合もあった。そういうことが重なると、いつのまにか出さなくなったり来なくなったりする人も出てきて何となくそれが悲しい。
僕の場合でそういう不備が生じるのだから、1万8千人も参加する「桜を見る会」では前年の参加名簿がなければ次の年の人選を行うなど不可能だろう。そんなことは誰にだってわかること。なのに、5月にシュレッダーかけました、電子データも削除しましたと言い、一年未満で破棄する文書だからいいのだと主張する。しかし、破棄したのが5月。そら早すぎるでしょ。来年度分の名簿ができるまでは取っておくでしょ。まあ、内閣府のどこかにはあるのだろうがね。たぶん首相推薦枠の中に例のやばい連中が入っているのではないだろうか。
しかし、もうどうにもならないほどこの政権は腐っているようだ。これだけ疑いようのない疑惑と、疑いようのない証拠隠滅がされているのに、誰も何もできない。悪者ばかりの組織だな。自民党内でも「おかしい」の声は上がらず、もちろん取り込まれた小泉進次郎などもインタビューなどは逃げ回っていることだろう。首相が人事権を握り、大統領化してしまったことにそもそも大きな因があるかなあ。オルタナティブのない組織っていうのはダメな組織だ。
こういう連中のやる政治や政策がまともであるはずもなく、失われた20年はまだまだ延長されていくのだろう。
国民がしっかりしないとな。
どうせ上のほうはダメだから、多少の蓄財くらいは許してあげてあくまで国民が原動力にならないといけない。かつて僕は、自分の経験からも、働く人たちの現状からしても、「部下は上司よりも大人にならなければいけない」と説いた。そうしないと仕事がうまく回らないからである。僕のかつての上司もほとんどがアホだった。
だから、政治のことはほっといて、自分たちで何か新しいものを作り上げる。僕のな場合も、そういうことからTCCをつくったんだよね。本来は行政が考えるべきことなんだが何もしないもんで。
人に頼らず、食い扶持を稼ごう。しかし、競馬で負けるとどうにもならない。先週のチャンピオンカップは何とか3連単を押さえたが、あまり儲からず。ただし、土曜日には一稼ぎしていた。
今週は牝馬GⅠの阪神ジュベナイルフィリーズ。16頭出走するけど、3頭立てではないのか。③ウーマンズハート⑩クラヴァシュドール⑮リアアメリアの3頭。これは強い。狂っても、④レシステンシア⑨マルターズディオサあたりが3着に来る程度だろう。
3頭だけの3連単と馬単ボックスに絞る価値はある。

いまいちばん立派な人


2019.11.29

この季節は、昔の中国の暦の考え方から「七十二候」と言うのだそうだ。木枯らしが吹いて葉を落とすような季節、本格的な寒さの前段階である。とは言っても、中国の内陸部は日本よりも格段に寒いけどね。
今週僕の関心を引いたのは、大好きなBS「世界ネコ歩き」。能登半島の漁村に住み着いている野良ネコたちの回だ。桟橋に船が帰ってくると、ネコが集まってくる。もちろん目当てはとりたての魚である。村はだいたいがおじいちゃんが漁をして、それを待ち受けるおばあちゃんが仕分けする。このおばあちゃんたちがどんどんネコに魚をあげちゃうのである。だから、野良ネコたちはみな丸々と肥っていて、人間なら明らかにメタボ状態。要検診だな。

しかも、魚を選ぶ。カワハギやグレなどは一瞥するだけで食べようとしない。彼らが口にするのはアジである。目の前に投げられたのに、食べようとしないカワハギやグレを狙って、近くに住むトンビが急降下し、あっという間にそれをさらっていく。目の前で魚を取られて驚くネコだが、別に恨めしげな様子でもない。アジでなければいいのだろう。僕もアジが好きだが(とくにアジフライ)、ネコもまたそういう味覚なのかと思った。
それにしても、なんとなく違和感を覚えるのだが、まあ年寄りの慰みになっているのだからいいのだろう。
一方、香川県の新屋島水族館では、変な芸を持つアザラシがいて、何をするかというと、傘を握って、ただ突っ立っているのである。それが面白くてひじょうに人気があるらしい。動物らしくない芸というのは、実は僕はあまり好きではないのだが、これもまたそれを見て喜ぶ人がいるのだからいいといしょう。

 

ああそうか、どちらも野生を失っていることが僕は気に入らないんだな。

 
さて、先週女子ゴルフで渋野日向子が逆転優勝。最終戦に賞金女王の可能性を残した。強敵は鈴木愛と申ジエ。とくに鈴木愛との一騎打ちをマスコミはあおる。鈴木は4週連続優勝を渋野に阻まれ、その圧倒的な人気にも嫉妬してか敵愾心がメラメラ。ものすごく気合いが入っているに違いない。何しろ鈴”気合い”って名前だからな。
アメリカにいる畑岡を除いて、鈴木と渋野は現在日本の女子プロの双璧であるが、二人はあまりに対照的。鈴木はとにかく勝つことがすべてというか、失敗するとカメラの前でもファンの前でも悔しさを隠さない。その不機嫌顔、ふてくされる態度により、嫌う人も多い。私の周囲などは皆そうだ。一方、渋野は「スマイリングシンデレラ」と命名されたように、いつも笑顔でいるように努め、ファンサービスも欠かさない。こっちはみんな応援している。
全英女子を勝ち、一躍ヒロインとなった渋野は多くのインタビューに答えているが、特徴的なのは戦う動機である。彼女は全英を勝って「周りの人がすごく喜んでくれた」ことに驚くとともに、人に喜んでもらうためにがんばりたいと語る。鈴木と渋野の決定的な違いがここにあるように思う。
プロゴルファーのほとんどは、小さなときからゴルフ一筋にやってきていて、個人競技としてのゴルフに邁進しているのだが、渋野の場合は、中学までソフトボールに重心を置いていた。集団競技の経験があるわけで、それは彼女のメンタリティに影響を及ぼしているのだろう。
そして、「自分のために」よりも、「他の人のために」戦うほうが強いと僕は思っているのだが、はたして結果はいかに?
そしてあれだな。東京都美術館での「コートールド美術館展  魅惑の印象派」だ。12月15日までなのでうっかりすると機会を逃してしまうところだ。
感想としてはまずまずか。あんまり好きじゃないのにセザンヌ多すぎ。でもセザンヌ好きにはいいんだろうね。僕はセザンヌのほとんどの作品と言っていい風景画が好きじゃないのだ。でも、今回は「カード遊びをする人々」があって、これはなかなかいいと思った。

例によって、観たい絵は決まっているので僕の鑑賞時間は短い。じっくり観たのは、セザンヌがその1点、ルノワール2点、ドガ1点、マネ1点、ブーダン2点 だったな。80以上の展示があるのに僕にとって価値があるのはこの7点プラス2くらい。いつものことだが、それで十分。
ドガは駄作が多いといつも思うが、今回の「舞台上の二人の踊り子」は丁寧に描いたもので素晴らしい。よほど体調がよかったのか、女遊びを断っていたのかもしれない。
ルノワールの「春 シャトゥー」は、多少ルノワールらしくないとも言えるが、僕は好きな絵だな。これ家に飾りたい。「桟敷席」はまずまず。この手の絵だと、あの「ムーラン・ドラ・ギャレット」があるからなあ。つい比較してしまうので。ブーダンにかんしては、好きだから見てしまう。今回の2点も悪くはないが、この間バレル・コレクションを観てしまったからねえ、あっちにはかなわない。
で、今回の目玉、マネ「フォリー=ベルジェールのバー」なのだが、うーん、何とも言えんね。マネは崇拝するヴェラスケスの影響を受けてこの絵を描いたとされる。確かに力作だが、ヴェラスケスの圧倒的な画力と比べると落ちるし、その構想もさしてシャープではない。でも、それまでのマネの絵と比べると断然よいね。マネ最晩年の作だが、さまざまな実験を終え、ヴェラスケスを知り、画家としてのマネはここからが本領を発揮できるのではなかったのかと思えた。そうそう、「草上の昼食」もあるよ。
「桜を見る会」にかんする野党の追求は、焦点がぼけていくというか、拡大していくというか、スッキリしないなあ。しかし、おそらくこれは小さな事件ではない。あの証拠資料の露骨な隠蔽工作を見ると、僕らが思っているよりもやばいことをしていると思える。いろんな選挙法違反を犯しているんだろう。まあ、首相、官房長官とも蛙の面にション便という風情だ。官僚たちも良心があるなら内部告発しなさい。それにしても、政治家も官僚も自分の腐臭に気づかないものなのだろうか。

 

 

来日したローマ教皇が日本の核への姿勢を糾弾したな。唯一の被爆国である日本が核軍縮の重要な役割を取らなければならないとの正論に、そんな気はまるでない首相はいけしゃあしゃあと賛同した。核兵器禁止条約にさえ参加していないことは教皇も承知。心の中ではさぞかし呆れたのではないか。だから帰国時に原発再稼働の安全にまで口をはさんだのかも。ここまで言うのは珍しいのではないのか。
再稼働を目指す女川原発では、その経費が340億だということだ。東北電力はそれでも、稼働すれば年間35億ほどの経費削減が見込めると主張。つまり、10年経てばその経費はチャラになり、20年30年経てばもっと削減になると言いたいのだろう。しかし、そんな皮算用はもう意味をなさない。安く済むがうたい文句の原発だが、どこもかしこもとにかく金がかかるのはこれまでの事実から明かだ。故障ばかりしているエコカーのようなものだ。
それでも執着するのは、これまでに多額をつぎ込んできたからである。つまり原発ジャンキー。やめられないわけよ。止めどきを完全に見失ってしまった。かなりのジャンキーだなあ。
僕の競馬、ギャンブル依存もそうだ。しかし僕の場合は何とかコントロールできる。なぜなら、政権や電力会社よりは聡明だからだ。

 

とはいえ、、いま日本で一番立派な人は若干20歳の渋野日向子ではないかと思えるのだった。

 
というわけで、聡明なくせに秋華賞以外は負けてばかりの秋のGⅠ。懲りずに、今度はダートGⅠのチャンピオンカップ。中京競馬場でのタフなレースだ。でも有力馬多すぎ。③チュウワウィザード⑪ゴールドドリームを中心にして、⑤クリソベリル⑧ウェスタールンド⑥オメガパヒュームまでにしようか。ダートレースの中でも、ディープ系が来る傾向があるということなので、⑧ー⑪からの馬券も買ってみよう。

1 / 4112345...102030...最後 »