スタッフコラム ~気持ちは華道家~


2011.06.16

今年も梅雨の季節になりました。

どんよりと重い空と湿った空気の中で少しでもさわやかな雰囲気をと思いながら、

TCCに飾るお花を選んでいます。

毎回、お花屋さんの中をぐるぐる回って眺めていると、今の季節によく似合うものばかりです。

最近では、色やはなびらの形も様々で、花瓶に挿した様子をあれやこれやと想像し楽しんでいます。

こんなことを書いていると次回からのお花選びが大変になりそうですが、気持だけはいつも華道家です。

スタッフコラム ~梅雨明けはいつ?~


2011.06.10

ホームページが新しくなりました。

このコラムでは、これからもスタッフ一人ひとりの日常のちょっとした思いを中心にお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いします。 

昨日、沖縄が梅雨明けしたとのこと。

平年より14日早く、観測史上最も早いとか。

そう言えば、関東の梅雨入りもえらく早かったなあ。(今ネットで調べてみたら、平年より12日早く史上2番目の早さとのこと)

このまま平年より早く梅雨明けしてしまうのか?

そして去年のような暑い夏を迎えることになるのだろうか?

でも、気象データを調べてみると、どうやらそう単純ではないことが分かってくる。

どうやら、梅雨入りが早いからと言って明けるのも早いとは限らないらしい。

では、梅雨の長さや梅雨明けの時期と夏の暑さの関係はどうなんだろうか?

今見ているネットの情報には、そこまでは書いてない。(もっと時間をかけて調べればいいんだけど・・・俄か気象マニアの限界)

楽観的な私は、根拠はないのだが、「今年の夏はそんなに暑くならない」と信じている。

そもそも、節電によって世の中のエアコンの稼働率が下がれば、室外機から排出される熱が大幅に減るはず。そうすれば意外と過ごしやすい夏になるのではないかとも思う。

本当に待ち遠しいのは、マリーンズ打線の梅雨明けなのだが、こればかりはいつになることやら・・・楽観的にはなれない。

スタッフコラム ~自然についての徒然~


2011.05.25

ある休日。
マンションの庭掃除をしていたら、タンポポの綿毛を見つけて、とても懐かしく、嬉しい気持ちになりました。

子供のころは、綿帽子を探すのはもちろん、四つ葉のクローバーを探したり、つつじの花の蜜を吸ったり、おしろい花の種を集めたりと、道々の自然と戯れながら生活していたことを思い出しました。

いつの間にか日々の雑事や都会の喧騒に追われて、そうした“自然アンテナ”が低くなっていたなと一人思いながら、フーッと綿帽子を吹いてみたら、

これが手ごわくて、なかなか飛びません。

子供の頃はもう少し簡単に飛んだ記憶があるのですが…。
その頃の方が肺活量が多かった…はずもないので、きっと自然に対する“良い加減”を知っていたんだろうなと、今の自分を少し滑稽に感じながら、もう一度思い切り吹いてみました。

またとある日。
被災地に医療支援に行った先輩がメールをくれました。『小さな命見つけました』と題されたそのメールには、がれき撤去を手伝ったご自宅の庭に咲く、ひっそりと、でも鮮やかに咲く赤色の小花の写真が添えられていて、胸が温かくなりました。

人の生活を豊かにするのも自然、一方で人の尊い命を奪うのも自然。

そのエネルギーの大きさには畏怖の念を抱かずにはいられません。
これからの私たちは、日本中、あるいは世界規模でもっと、自然との“良い加減”を図っていけるとよいなと思う五月でした。

スタッフコラム ~再び、海へ~


2011.05.16

震災以来、しばらく海釣りから遠ざかっておりました。

なじみにしていた釣り船屋が被災したり、他の店も営業を自粛していたり、また、私自身も海への恐怖感や、「こんな時に釣りなんてしていていいのだろうか?」と思ってしまって、海に行かずにいました。

先日、安否が気になっていた釣り船屋のホームページを見たところ、営業を再開していることと、「心配かもしれないが、釣り人はぜひ釣りに来てほしい」というメッセージを受け、久しぶりに海釣りに行ってきました。

たまたま同乗した別のお客さんが、「俺たちは釣りをしないと生きていけないよ」と海を見ながらしみじみと言っていたのが印象的でした。

津波や地震で大変な被害を受けた港でも、遊漁船の復興を急ピッチで進めているとのこと。

海に関わる人たちの強い思いを、これからもしっかりと受け取っていきたいと思います。

スタッフコラム ~家を思う気持ち~


2011.05.09

東北の親戚が地震の被災者となりました。

普段は一人暮らし。住まいが雪の多い地方のため、冬だけ子供のところに滞在していた際に被災しました。幸い家族も家も大事には至らなかったようですが、ライフラインの確保に苦労したとのことでした。

そんな親戚が、自宅にに帰りたくてたまらなかったと聞きました。家がどうなっているのか?という心配もあったとは思うのですが、親戚にとっては、やはり家は、たとえ一人暮らしでも、子供のところではなかったようです。ゴールデンウェーク明けに自宅へ戻っていきました。

また、こんなこともありました。退院して半年預かった親が、ある日、どうしても自宅に帰ると言い張るのです。そして、帰って行った親は、生き生きと身の回りのことをしだしたのです。入院中、車いすに乗り、その後、やっと杖をついて退院した親を元気づけたのは何だったのでしょうか。自分の家?自分の生活?

家って、そんなものなのでしょうか。被災者の皆様がその土地を離れたくない、という気持ちに通じるものがあると深く考えさせられました。

スタッフコラム ~自分にとってやりやすい方法で~


2011.04.30

まだまだ落ち着かない日々が続いています。

被災地では、四十九日の法要が行われたとのこと。ご遺族の悲しみはいかばかりかと、胸が詰まる思いがいたします。

“自分にできることをやろう”と日々過ごしていますが、続けることに苦しさを感じたり楽な方に流れそうになったりして、そんな自分を情けなく感じることもあります。

節電対策として、日中使わないコンセントを一つ一つ抜いていたのですが、電源のオンオフができるコンセント(差し込み口が2,3個ある)を家族が購入してきました。

以前からエコ製品としてとして売られていたもので、差し込み口が10個くらいあるものもあるようです。

それを取り付けたことで、一つ一つ抜いていたものが、一気にオフにすることができ、節電が楽にできるようになりました。

長く続けなくてはならないからこそ、楽に流れやすい私としては、続けやすい方法を選ぶことも大事だと思いました(新たな出費は生まれたのですが…)。

スタッフコラム ~非日常と日常~


2011.04.19

何とも落ち着かない日々が続いています。

少々大げさな表現を使えば、“非日常と日常の混在”ということになるのでしょうか。

避難所生活を続けざるを得ない人たち
津波や放射能で生活の糧を奪われてしまった人たち
原発の問題収束に向けて現場で必死の努力を続けている人たち

そういった人たちがいることを思うと、心がかきむしられるような気持ちになります。

その一方で私が住む首都圏では、
計画停電等による混乱は落ち着きを見せ、
夜間の照明も以前の明るさに戻りつつあり、(個人的には暗いままでもいいように思うのですが・・・)
時々起る余震を除けば、
街は何事もなかったかのような表情を見せるようになってきています。

世の中を騒がせたプロ野球が開幕すると、例年のように贔屓のチームの勝ち負けに一喜一憂(今年は今のところ“憂”多いのですが)してしまう自分がいる一方で、
心の中に「こんなことをしていていいのかな」という罪悪感、後ろめたさを感じているのも確か。
「普段通りの生活を送ることも大切なんだ」と言いきかせたりもするのですが、
日々の生活に追われている自分自身が、無性にもどかしくなる時もあります。

心のバランスを保つのが難しい日々が、当分は続きそうです。

スタッフコラム ~1カ月~


2011.04.13

震災から1カ月。
まずは、被災地の方々に心からのお見舞いと、亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。

震災以降、混乱と不穏な日々の中、なかなか自分の日常での気付きや心情を言葉にできず、またそのような時期でもないだろうと判断して、スタッフコラムもしばらくお休みさせていただいていました。

震災直後、個人的には「とにかく冷静にしなくちゃ」と、まるでロボットのように無感情的に過ごしていたように思います。
これは逆境直後に人の感情が一時的に取る“緊急モード”です。他にも、“攻撃的になる”“逃避・回避する”などのモードがあります。

これはあくまで緊急用なので、長く持続はしません。私も徐々に疲労感、苛立ち、からだの不調など、心身がサインを出し始めました。

自分自身のスーパービジョンで整理すると、恐さ、不安、怒り・・・たくさんの感情が出てきました。“つらかった”それを自分で受け止めてはじめて、少し、安心することができました。

最近の世の中の様子を見ていると、

・本震以上に強い揺れはないと頭ではわかっていても、余震に強い恐さを感じる
・(東京などでは)数値的には飛行機に乗る方が危険だと頭ではわかっていても、放射線が恐くて関西に脱出を図る
・全く問題がないと再三言われていても、不安で出荷停止区域でない地域の野菜を買い控える。
・物流がある程度整っているにもかかわらず、買占め衝動が起こる。

高度な知能を持っていても、人がいかに感情で動く生き物なのかということを痛感しています。だからこそ、おざなりにしないでいただきたいのです。

震災から1カ月。とはいえ、余震も続くし、放射線問題も続くし、実際にはまだ震災のさなかです。

被災地以外で、日常生活が少しずつ取り戻されている方で、「なんかいつもと違って疲れるな」「体調不良だな」「イライラするなぁ・・・」という方は、自分で、あるいは周りの方々と、この1カ月自分がどんな気持ちだったか振り返って、「つらかったし、まだ恐いね。でも少しずつ復興が進みつつある面もあるね」とゆっくり言い聞かせ、落ち着かせる作業をする時期がきているのではないかと思います。

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